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芸術人類学

遅ればせながら、中沢新一,著『芸術人類学』を読み始める。(ずっと気になっていたけれど、タイミングとフトコロ具合が、微妙に逸れ続けていたのです。)

読み始めると、「ああ、もっと早くに読むべきだった!」なんて思うけれど、きっと今、このタイミングで読むのでよかったのだと思うことにする。(そして、実際にそうなのであろう。)

矛盾をいかに止揚していく(誤魔化す)かということが、僕の20代のテーマ(ドグマ)だったと思うのだけれど、この本を読み始めて、「副論理=バイロジック」という言葉を知り、ちょこっと新たな地平が見えた感じがする。

まだ読まれていない、興味を持たれた方は、ほぼ日の「はじめての中沢新一」を読まれることをおすすめします。

久しぶりに、『虹の階梯』が読みたくなった。