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あるもののようだけれど

家の周りで咳をしているのは誰なんだ、うるさいなーと思っていたら、久しぶりに聴いていたミケランジェリのライブCDの観客の咳だった。それくらいリアルに鳴っています、というのろけ話でした(笑)。

と書きつつ、実は、オーディオの調子があまりよくない。もう少し中低域が欲しい(!)と思って、ちょっこりいじったり、元に戻したりしているうちに、なんだかよく分からないスカスカな音に。。

兄さんが遊びに来てくれた月曜の音が最悪で、、、昨日からは「濁りはあるけれどある程度重い音」になる。経験上、こういうときに焦ってアレヤコレヤとやっても無駄なので、しばらく放っておくことにする。

来週、誕生日なのだけれど、自分へのプレゼントとして『西洋哲学史』全3巻を買おうかなーと思っていたところ、インターコミュニケーションにて、高橋悠治さんと渡辺裕さんが『事典 世界音楽の本』の話を中心(?)に対談されていて、それが非常に興味深いものだったので(もともと気になっていたけれど、あまりにも高い(!)という本だったこともあり)、「えいやっ」っと注文してしまったのでした。

「聴いたことのない音楽を作りたい」というようなモチベーションよりも、「あるもののようだけれど、違うものになっている」というような在り方に憧れるようになったのだな自分。