(H)EAR
佐々木敦,著『(H)EAR』を読んでいるのだけれど、第2章の「池田亮司をめぐって」が非常におもしろい。特にインタヴューが興味深くで、ミース・ファン・デル・ローエは大好きだけど、ドナルド・ジャッドは嫌いとか、ミースのことを、あそこまで行くとある種のバカだとか(笑)、かなり笑える。僕の感覚でいうと、『2001年宇宙の旅』を観ながら爆笑してしまう自分のような感じ。高尚さとバカさだって紙一重なのだ。(ちなみに僕はジャッドも好き)
とにかく、僕も、池田さんのような、「だから考えない、とにかくやる」方式で、とにかくデザインすべし。と言いつつ、こうやって本ばかり読んでいる。