Cosmic Ecology
2004年の発売と同時に買ったものの、何回も途中で挫折してしまって読破できないでいる、バックミンスター・フラー+梶川泰司,著『宇宙エコロジー』。テンセグリティを、もうちょっとちゃんと理解したくなって、また、性懲りもなく読み始めている。
371ページは許せるとして、2段組というのが許せない。しかも、上がフラー、下が梶川さんの解説+だから、フラーを読んで、ページを戻して、梶川さんの文を読むという動作が、道を長く感じさせるのだ。
でも、内容は完璧にぶっ飛んでいておもしろいです。将来的には、フラーが、20世紀の最重要人物になるのは間違いない(と思いたい)。早すぎた天才って言葉が似合いすぎ。
バウハウスですら、モデルチェンジにすぎないみたいなことを言っちゃってるし。つまり、「形態は機能に従う」のではなく、「形態は概念に従う」のです。(多分)