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腹→頭

先日書いた『連塾 方法日本II』に、書いてあったと思うのだけれど、

「腹が立つ」という表現が「頭にくる」、そして「キレる」という風に変化してきている。

だそうだ(意訳)。つまり、「腹」から「脳」にシフトしてきている、ということ。

それを読んで思い出したのが、爆問での末松教授の回で、

腸は第二の脳というより、脳が第二の腸だ。

というような話。ミミズには脳がないのに学習能力(?)などがあり、まるで思考しているかのように振る舞う。腸というのは言わばミミズのお化けみたいなものだから、つまり思考(?)していてもおかしくない、というような話(かなり意訳なので鵜呑みにしないでね)。

さらに、千夜千冊の1345夜『リスクのモノサシ』の参考情報(2)に、

ガードナーは「頭」と「腹」とが別々の推定や判断をしているということをみごとに暴いている。

と書いてあるではないですか(!)、という話。

うーん、なんだか「精神」と「身体」より、「脳」と「腹」という表現の方が良いのかもしれない(?)と思えてきたので、とりあえずガードナー,著『リスクにあなたは騙される―「恐怖」を操る論理』を読んでみることにしよう。

うん。

ちなみに、「腹が立つ」は義憤、「頭にくる」は私憤、のような気がする。僕の場合。

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推敲していて、「ムカつく」という表現を忘れていたことに気がつく(!)。となると、「腹」→「胸(ムカつく)」→「頭(キレる)」なのか(?)。うーん…