脱力、毒とサウダージ
雑誌、TITLE「至福のコーヒーミュージック」を読んでいたら、カプチーノが飲みたくなったので、久しぶりに作ってみた。
久しぶりなので、フォームドミルクの泡立ちがいまいち、味もB級(普通のお店級)。くやしぃ。
さて、この特集を読んで、音楽好きならば「自分なら何を選ぶだろう」と考えると思うのだけれど、僕も(もちろん)考えてみた。せっかく考えてみたので、記しておきます(笑)。
オス・リチミスタス『オス・リチミスタス』
MPさんに教えてもらった、ドメニコ、サン・ジュアン、Dany Roland という本職がドラマーな3人のユニット。脱力感、一筋縄ではいかない感、適度のポップさと毒。
デヴェンドラ・バンハート『The Black Babies』
録音環境の悪さからの生SE(笑)が素晴らしい効果をあげている。浮遊感、上質なへなちょこ感(?)。昼下がり、ストリートな感じ。アルバムの『OH ME OH MY…』でも可。
高橋悠治『Cage: Piano Sonatas/Interludes』
ジョン・ケージ作。プリペアド・ピアノ独特の音色、はずし感。セロニアス・モンク(のはずし感)が好きな人にちょっと聴かせたい。小音量で。どこか遠くで鳴っている感じで。
僕がコーヒーミュージックに求めるのは、脱力、毒とサウダージ(?)。