Posts

世界をやりなおしても

長沼毅,著『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』、読了(読み始めて、何年か前に読んだ、池谷裕二,著『単純な脳、複雑な「私」』と同じ「高校生との講義シリーズ」であることに気付く…)。

海底火山・地下に広がる生物圏、L-システムという生命のルールなどなど、刺激的な話がたくさんあったけれど、僕が一番惹かれたのは、第4章「生命は宇宙の死を早めるか?」の「生命は渦巻きだ」のところ、渦巻き=代謝する「パターン」→生命の本質はパターン? という流れ(痺れる)。

そして、「生命とは非平衡開放系における散逸構造である」ですか、ですよね。というわけで、久しぶりにプリゴジンを読み返したいと思います。

はい。