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生きのびるための建築

石山修武,著『生きのびるための建築』、読了。どなたかのツイートを見て、坂口恭平さんによるこの本の書評を知り、読み、とっても面白そうだったので買ってみたのだけれど、結果、とっても面白かったですよ(笑)。

講義をまとめた本、しかも建築系ということで、十数年前に読んだ、安藤忠雄,著『建築を語る』を思い出し、そういえばあの本でバックミンスター・フラーを知り、ハマったんだよなー、とか回想しつつ、この本でもフラーは度々出てきていて、僕が思っていた以上にフラーは建築家のみなさんに影響を与えていたんだなー、直接というより(ある意味)それを乗り越えるという形で、ということも分かったり。

(『生きのびるための…』といえば、ヴィクター・パパネックを連想しがちだけれど、僕が読んだ限りでは関係ないと思われます、多分…。あと、装丁・デザインが服部一成+山下ともこさんなのだけれど、素敵なデザインだし、読みやすいとも思うのだけれど、石山修武さんのイメージとはちょっと違うかなー、と思ったり)