Mark Levinson
音と戯れる会で巡回中のプリアンプ、マークレビンソンのNo.38SL。お借りしているプリアンプとは、これのこと。
マークレビンソンは高級機だらけだから、僕なんかが使う機会なんて一生ないだろうと思っていたけれど、今、現実にそこにあって、試聴しているわけで、要するに、なんだか不思議な感じなんです。
肝心の音は、「図太く冷徹」といった印象。筐体のデザインからイメージする音に、割と一致しているかもしれない。(そういえば、写真のロゴマークの右上端、kの横にあるのはなんなのだろう?)
しかしながら、電源を入れたばかりの音には(悪すぎて)驚いた。電源投入後1日以上経たないと起きない、3日目から本気という、恐ろしくスロースターターなアンプ。
誤解を恐れつつ(笑)書くと、プリアンプって「だし」みたいなものかなーと思う。透明な出汁。