十和田市現代美術館
十和田市現代美術館。設計:西沢立衛。コンセプトが「新しい体験を提供する開かれた施設」だそうで、で、まさに「開かれた」、そして「ポップ」な美術館。
行く前に、西沢氏お得意の(?)「大小の建物が並ぶ感じ」のせいで、美術品の搬入が大変らしい(つまり使い勝手やメンテナンスのことを考えない建築家の造形的エゴ系建築なのか?)という話を聞いていたので、どうなんだろうなー、と思っていたけれど、実際、外から眺めて、中に入って、アートを見て回り、結果、すごく楽しい(!)。
そして、アートも素敵なものが多い(と思う)。特に、ロン・ミュエク『スタンディング・ウーマン』と、栗林隆『ザンプランド』、最高。
来年には、道を隔てて向かい側に「アート広場」も出来るそうで、「官庁街通り全体を美術館と見立てる」という市の全体構想も着実に進んでいるみたい。
十和田に期待(直島がアートの聖地になったように)。