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スペシャルティコーヒーと深煎り

voila

先月、久しぶりに、オオヤミノル,著「美味しいコーヒーって何だ?」を読み返して、色々と思うところがあり、上のように2種のコーヒー豆を買ってみる。

両方ともグアテマラ産、しかも同じラ・フォリー農園。違いは焙煎済み(手前)か生豆か(奥)。何が知りたいのかというと、「自分の焙煎=深煎りは、どれくらい豆本来の風味を殺しているのか」ということ。

というのも、本書に登場する井ノ上達也さんの「焦がすと風味が弱くなる傾向があるし、テロワールが関係なくなっちゃう」という言葉が(前回読んだときも響いたけれど今回もやっぱり)響いてしまい、それじゃー、その井ノ上さん率いる Voila Specialty Coffee の“適正な焙煎”と、自分の深煎りな焙煎を同じ豆で比べてみようじゃないか、というわけです。

結果、Voila(ヴォアラ)の焙煎(浅煎り)は、確かに風味豊かで、ジュースのような酸味がある美味しいコーヒー。それに比べて僕の焙煎(深煎り)は、その風味や酸味がどれくらい失われているかがよーく分かる。

分かるのだけれど、僕が毎日飲みたいのはどちらかというと、自分の焙煎(深煎り)なんだなー。

うーん。

(次の実験が見えてきたぞ…)