20歳代の模索と情熱
復活の日はまだみたいだけれど(笑)、内田樹, 石川康宏, 著『若者よ、マルクスを読もう』を読み始める。
この本の副題「20歳代の模索と情熱」のように、僕も20代の半ばに小難しい本を(意味も分からず)読み漁っていた時期があって、でも、30代となった今、そんな気力も体力もあるわけがなく、こうやって入門書的なものを読んでいるわけです(笑)。
だがしかし、高校生向けに書かれているこの本でさえ、かなり厳しいのが現実。うーん…
ちなみに、僕が20代に読破した一番難しく、読むのに苦労した本は、スティーヴン・J・グールド,著『個体発生と系統発生』。ヘッケル博士の言葉「個体発生は系統発生を繰り返す」の真意が知りたくて読み始めたのだけれど…
結局、僕のなかに残っているのは「あくまでも過程は結果よりも根源的である」ということのみ(多分)。
でもやっぱり背伸びしてよかったと思うあるよ。20代の底知れぬパワーよ。
うん。