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ジョアン・ラブ

昨日は、ジョアン・ジルベルト来日公演、最終日。席は、18列目で中央ちょい右寄り。今までで一番良いポジション。約1時間遅れで始まったライブ。僕が記憶していた声より高く透き通った歌声、控えめなギターの音量。まだ調子の上がらない、たんたんと歌うジョアンをよそに、僕は2曲目で涙する。クリアな音質に酔いしれたのだ。耳の快気祝いとして、生でジョアンを聴けるなんて、これほど素晴らしいことがあるものか。(と、自分に酔ったのです)

アーティストと聴衆の素敵な関係、愛に包まれた時間(空間)。自然体なジョアン。チャーミングなジョアン。もうラブです。ラブ(超越)しかありません。そして、繰り返されるが一度として同じものはない心地よいグルーヴが、まだ僕の中に漂っている。