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粋な男

先週届いていたのだけれど、バタバタしていて見れて《ら抜き表現》いなかった、カエターノ・ヴェローゾ『“粋な男”ライブ』を見る。

最初、音が悪いなーというありがちな思いに囚われるが(笑)、途中からは、そんなことなどおかまいなしの、涙あり、笑いありの素晴らしいライブ。国際フォーラムでのライブを思い出したり。

このDVDは、日本語字幕付き(これが売り)なので、歌詞の内容が(ほぼ)リアルタイムで分かるわけで、これはスペイン語・ポルトガル語の分からない僕には、とてもありがたいのだけれど、「音楽にとって“歌詞”とは何か」ということを、つい考えてしまうのだなー(基本的に、歌詞の内容が分からなくても音楽に感動できる体質なので)。

誰かが「“歌詞”というのは、結局、聴く側の問題ではなく、歌う側の問題である」と言っていて、「歌い手がいかにその感情(とかそういうもの)を表現できる(・しやすい)かということが重要である」そうで、なるほどなーと思ったり。

という感じで(?)、去年から歌詞のことを考え続けているわけです。