偶有性
買っておいた、BRUTUSをダァーッと読んだのは昨日のこと。今号の特集は「脳科学者ならこう言うね!」ということで、茂木健一郎さんがフィーチャーされている。
内容は、とても面白く・刺激的で、書きたいことも色々とあるけれど、僕的には、特に“偶有性”という言葉に惹かれた。
“偶有性”とは、「半ば予想できて、半ば予想できない。半ば規則的で、半ばランダムな現象の性質」のことらしく、なんだか自分の好きなもの、やりたいことを端的に表している言葉だと思ったのだ。
例えば、僕の好きなブラジルのポピュラー音楽で言うと、基本的にはグローバルなポップスやロックなどの影響を受けつつも、(日本人の僕にとっては)意外なリズムがあったり、メロディの組み合わせだったり、展開があったりして、それが非常に「うわぁ~」と快感だったりする。
僕の目指しているデザインも、まさにそういうことで、「違和心地良い」なんて言ってきたけれど(笑)、これからは「偶有性を含んでいるのです」なんて、知的そうに言えばいいのだ。
ナニゲに続く…