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読書と音楽

低飛行中。急ぐ仕事もないので、ひたすら音楽を聴きながら読書。英気を養う。

ヘヴィーな『芸術人類学』を(ようやく)読み終え、続いて、春樹さんの『スプートニクの恋人』と『アフターダーク』を久しぶりに読み返す。そして、この2冊の(僕のなかでの)評価は逆転する。

あるアーティストのある作品に感銘を受けると、他の作品にも同じ種類の感動を求めてしまうというのは往々にしてあると思う。確固としたスタイルのあるアーティストならば、“ひとつ好き”→“全部好き”ということになりやすいけれど、作風が変化していくタイプのアーティストの場合には、もっと根底にある“主張”のようなものに共感がないと、興味を失いがちになり、もっと言うと“失望”してしまう。

音楽。一昨日はひたすらクラシック。クラウディオ・アラウの弾く『ワルトシュタイン』から始まり、リヒターの弾くシューベルトのピアノ・ソナタ13、14、16、そして、4つの即興曲。『ワルトシュタイン』の(ジャズみたいな言い方ですが)テーマに戻る前の一音に心震え、シューベルト独特の“強度”に惹かれ続ける。そして、昨日はひたすらジャズ(フュージョン)。

うれしいことに、ここ数日間、音がとても良い。引き戸の障子部分(2枚)にフェルトを貼ったからなのか、スピーカーが小慣れてきたからなのか、それとも、単に暖かくなってきたからなのかは分からないけど、とにかく良い。

良いこともある。