AKIRA
大友克洋,著『AKIRA』を読んだ。ようやく読んだ。
連休中に、映画の方の『AKIRA』(DTS sound edition)を久しぶりに観て、「大佐は良いこと言うなー」とか「金田はかっこいいなー」とか言っていると、同居人がボソッとひとこと。
「ミヤコ様も本当はかっこいいんだよ。」
この一言で、原作の漫画の方を読んでみようと思ったのだ。僕の場合、『風の谷のナウシカ』だって、映画を先に観て、その何年も後に原作の漫画を読んでショックを受けた前例もあることだし。
と思いつつも、実は、何年か前に『AKIRA』を読もうとして途中で挫折したことがあって、最後まで興味を持って読めるかちょっと心配だったのだけれど、それは、杞憂に終わる。
凄いとしか言いようがないくらい、素晴らしい。
そして、6巻の最後の大友氏の謝辞(?)を読んで、手塚治虫は、巨大で強大な影響力を誇った、本当に偉大な人なんだなーと再確認。(最近、『地球へ…』も読み返したばかりだったので…)