(久しぶりに)最近読んだ本をメモメモ。「…自立という言葉は、いろんな状況下で、それに対して自分の意見を言えるかどうか…」という言葉が印象的だった、甲野善紀,著『今までにない職業をつくる』。岡潔という興味深い天才の存在を教えてくれた、森田真生,著『数学する身体』。そして、今読んでいるのは、人間の驚異的な精神状態である“フロー(ゾーン)”について書かれている、スティーヴン・コトラー,著『超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験』(ここまでが甲野善紀選書・笑)。
他には、“人間化する機械”と“機械化する人間”な、海猫沢めろん,著『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』。そして、その流れで読んだ、前野隆司,著『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』。
フォーカシング・イリュージョン…、うーん、思い当たることがたくさんある…。
(ほとんどが Kindle で読み、その他は図書館で借りたので写真はなし)
今年の前半は、自動車学校+繁忙期が重なって、読書する時間がほとんど取れなくてですね、そのせいか、なんだか読書する習慣自体が薄れてしまい、えー、つまり、本が読めていないわけです…。
それと、昨年の終わり頃から、積極的に図書館を利用しよう、という気持ち(節約心)があって、読みたい本など予約するのだけれど、貸し出し中ばかりが多く、何ヵ月も待つことになり、「予約資料がご用意できました」というメールが届く頃には、興味を失っていたり(予約したこと自体を忘れてしまっていたり…)で、なんだかなー、という状態であったり…。
なので、以前の状態、普通に新刊を買って読めばいいじゃないか、となるのだけれど、本がどんどん増えていくのは困るし(すでに本棚はいっぱい…)、だからといってブックオフなどに持っていっても、もの凄く安い金額でしか買い取ってくれないし(悲しいし…)、というようなディレンマに陥っていたこともあり…。
というわけで、遅ればせながら、Kindle Paperwhite を購入してみました。
これならば、物質的な本は増えていかないし、ある程度安く買えるし、e-ink スクリーンなので目も疲れないし(僕の場合、iPhone/iPad だと長時間読めない…)、バッテリーもめちゃくちゃ長持ちだし、良いんじゃないかと。
で、まだ買って数日だけれど、すでに一冊読み終わるくらいの予想以上に良い感じ。どこでも読めるし(寝ながらも読みやすい)、ページをめくる時間もないし、読みやすい文字サイズで読んでいるからなのか、本を読むスピードも確実に上がるみたい。
はい。
追記:
本日(6/18)、Kindle Paperwhite のニューモデルが6月30日から発売されるというアナウンスが…(タイミング良すぎ・笑)。
現在発売中、『手帳で楽しむスケッチイラスト』のデザイン(装丁、本文デザイン)を担当させていただきました。
本書は、
手帳を使いこなしている達人16人から、イラストや写真、シールなどの使い方やテクニックなど、イラスト手帳の可能性を広げられる「使いこなし術」を紹介しています。その他、時間をかけなくてもすぐに描ける「イラストの描き方」やスケッチ手帳に役立つヒント集、手帳選びのために押さえておきたい「基本」をまとめたものなど盛りだくさんでお届けします。
といった内容でして、特に1章の「達人の手帳を公開!」は読み応えありありですよー。
是非!
(上のかわいいイラストは本書のどこかにいます)
現在発売中の『マイオーディオルーム ~マルチフォーカスチューニング体験記~』に、僕の「現在」と「約10年前」のオーディオルームが出ています。
オーディオベーシック誌で連載していた「マルチフォーカスチューニング」のまとめ的なムック。耳を悪くしてからは、オーディオから距離を置かざるを得なくなったけれど、マイオーディオルームを読んで、久しぶりに胸が熱くなったり。
とっても面白いので是非!
(うーん、10年前の自分、若いな…/まだ20代だもんな…)