現在発売中、飯島貴志,著『イラストレーター、CGデザイナーのための 人体の教室』のデザイン(装丁、本文デザイン、DTP)を担当させていただきました。
本書は「わかりやすい美術解剖学」的な内容でして、
人物、あるいはその動きを描画する際に、より魅力的で人間味溢れる表現を実現するには、大変有効です。骨や筋肉の仕組みを知り、どのように動き、機能するかを理解することで、立体的で動きのある描画が可能になるのです。本書は、人体を構成する骨や筋肉の構造、動きの仕組みを美術解剖学の側面から、最新のCGを使ったわかりやすい図解と解説でまとめています。イラストレーターやCGデザイナーはもちろん、アニメやゲーム、漫画を描く際にも大変役立つ一冊です。
です!
「骨格モデルデータ(obj形式)」のダウンロード特典もあります!
是非!
吉岡さんのツイートを見て、山田玲司,著『ハミ出す自分を信じよう』を読んでみたのだけれど、本書のいう“非属”(どこにも属せない感覚)が80%な僕としては、非常に元気が出たというか、20代前半まで持っていた根拠のない自信(笑)を取り戻せそうというか、まあ、とにかく、“学校”とか“会社”など、いわゆる“社会”に馴染めていない人にとっては、良書なんじゃないでしょうか。
僕の場合、“同調”と“協調”の区別がうやむやになっていたようで、これからは同調圧力に屈せず、「和をもって属さず」で行きたいと思います。
中二病的(実際に中2賞を受賞)な、青春スーツ再装着的な、そんな匂いもぷんぷんしているかもしれないけど、結局は、自分にとっての最適な生き方の問題で、楽しそうに生きている、ことが重要なわけで(おそらく)。
というわけで、珍しく熱くなってみたり。
はい。
ちょっと前に書いた、Freunde von Freunden というクリエイター系お部屋訪問インタヴューサイト(?)を数日間かけて見終えたものの、あまりにも好き過ぎて、勢い余って本まで買ってしまう(上の写真、『Freunde Von Freunden: Berlin』ね)。
本の内容は、サイトと(ロケーションをベルリンに絞って)同じものだと思っていたのだけれど、本にしか載っていないお宅も数軒あり、うれしい限り。
表紙がアレなのは少しばかり残念だけれど(なので Nomad さんのお顔は割愛・笑)。
遅ればせながら、ふじもりさら,著『わたしがDSDで泣いた日』(「DSDとmp3って何が違うの? 高音質ってどういうこと? そもそもオーディオの仕組みってどうなってるの?」等々、ふじもりさらによる等身大の知識欲に便乗して、豪華な先生による分かりやすい解説でDSDを学べるコラム」)を先週読みまして。
DSD、高音質についてある程度わかりやすく学べる(僕も分かっていなかったところが分かったりな)良書だと思う。
けれど、ちょっとDSD啓蒙(信仰?)過ぎになっちゃうのかも、と思うところもあったりなかったり。そもそもの“泣いた”という初期設定が、おそらく「DSDダイレクト出力」ではなく「DSD→PCM変換」で聴いたと思われるので(細かいですが・笑)、正確にいうと『わたしが高音質で泣いた日』なわけで…(細かいしアレので自粛…)。
と書きつつも、次のDACはやはりDSD対応のものにすべきか…、と悩んでいる自分がいたり(笑)。
Beck の新譜、まさに新譜(楽譜のみ!)な『 Song Reader 』でございます。詳しくは、こちら(おそらく日本語で一番詳しく書いてある)。
デジタル配信優勢なこのご時世に、“楽譜”というスーパーオールドなスタイルで新譜を出すというのは、まあ、色々なご意見があると思うけれど、僕なんかは純粋にとっても良いことだと思うのだなー(ベック先生の真意は、こちら)。
ただ、僕の場合、楽譜も読めないし、楽器も弾けないのでアレなのだけれど、写真にある通り、現物は美しいグラフィック(全20曲の楽譜それぞれにも素敵なイラストレーションなど!)でございまして、持っていて、眺めているだけでも、充分満足度高いですよ。
はい。
(ちなみにカバーのタイポグラフィは、Jessica Hische さん)