『談:100号記念選集』を読んでいたら、ホロコースト関連(『ショアー』やユダヤ人特務班など)のことがお話に出て来て「うーむ」と考え込んでいたところ、ちょうどそんなときに、WOWOW で『ハンナ・アーレント』をやるというので、録画して見て、さらに「うーーむ」と考え込む(とにかく「考え続けること」ですね…)。
その他は、全豪オープンテニスを見たり(見まくったり)、自動車学校に行ったり、仕事したり。
あ、最近知った、みんなのミシマガジンで連載中、益田ミリさんの「今日の人生」を読んだり、石井ゆかりさんの「闇鍋インタビュー」を読んだり。
以上、近況でした。
先週の日曜、早稲田の CAT’S CRADLE に、松田水緒さんのライブペイントを見に行って来まして(写真は部分)、目の前で、生で絵がぶんぶん出来上がってゆく様は想像以上の興奮もの(!)。
松田さんは、絵を上下逆さまで描くのだけれど、そうすること(不自由さを伴うこと)によって、意識的に描くというよりは、無意識というか身体的なペイントができるのだなー、と思ったり、それが、セロニアス・モンクの「指を曲げずにピアノを弾くこと」や、マシュー・バーニーの「拘束のドローイング」に繋がったり。
( CAT’S CRADLE にて『胞子文学名作選』原画展開催中、12/1まで )
はい。
先日、気になっていた IMA Concept Store にようやく行けまして、“ギャラリー、ブックストア、カフェという3つの機能を一つの空間で緩やかにゾーン分けし、意識が途切れることなく「写真と暮らす」を体感することができる空間”をゆっくりと楽しんできたのでした(コーヒーもおいしかった)。
で、上の写真。右の写真集、Luke Stephenson『An Incomplete Dictionary of Show Birds』は、数年前にネットで買い、素敵なので何度か眺めてきたけれど、出来れば中の気に入った写真を飾っておきたいなー、でも切ってしまうのもアレだし、BOOK on BOOK はちょっとお高いしなー、と思い続けてきたところ、IMA CONCEPT STORE でポストカード(写真左)に出会ったのでした。
このポストカード、IMA CONCEPT STORE のオリジナル商品(ナイスセレクト!)で、紙もちゃんと厚くてですね(紙が厚いと反りにくいし、ちょっとしたところに立てかけて飾ることもできる)、うーん、分かってるなー、と感心ひとしきり。写真集は写真集で良いのだけれど、僕は気に入った一枚を飾りたい派なので。
写真を飾りたいといえば、hambeck さんが書かれていることも興味深くて、もっと気軽に写真やアートを飾れるようになっていけば良いなー、と思うのでした。
ただ、賃貸暮らしだと、壁に穴を空けられない、狭くて飾るスペースがないなどなど、写真やアートを飾るにはどうしてもハードルが高くなりがちだけれど、IMA にも「賃貸暮らし、写真をどう飾る?」という記事があったり、IDEE も頑張っていたりなので、これからに期待してみたり。
はい。
現在発売中、菊池杏子,著『Photoshopで描く 漫画、イラストのための背景画の教科書』のデザイン(装丁、本文デザイン、DTP)を担当させていただきました。
本書は「デジタル背景画を上手に描きたい人のためのPhotoshop実践ガイド」的な内容でして、
背景画を描く楽しさと面白さ、また、素敵なデジタル背景画を描くための基本的な考え方とテクニックを、身近な近景から中景、自然、遠景の題材を描くことによって紹介しています。「ゲームやアニメの背景画を描きたい」「デジタル背景画をマスターしたい」「とにかく背景画を上手に描きたい」「デジタル背景画のコツを知りたい」そんな人たちにぴったりの一冊です。
です!(各章デジタル画のサンプルデータ付き、さらに、描き込み動画も見れちゃいます!)
是非!