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というわけで、脳に刺激を与えようと、昨日は、インテリア ライフスタイル展、映画『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』を観る。帰りに、福岡伸一,著『生物と無生物のあいだ』だって買う。
ゲーリーさんのグニャグニャした建築には、もともと興味を持てなかった、というより理解できなかった。「良い」とか「好き」の前に、「?」が頭をよぎっていたのだ。映画(ドキュメンタリー)を見ても、なぜあの形になるのか、ということは結局わからなかった、というよりも、頭が真っ白になりそうになりながら、ただただ受け止めようとするだけで、いっぱいいっぱいだった。
結局、彼は天才で、僕は彼の建築を体験するしかないのだろう。
遅ればせながら、池谷裕二・糸井重里,著『海馬』を読んだのだけれど、これは脳について非常に分かりやすくて書いてあって、でも、文中で池谷さんが仰っているように「通俗的なサイエンスライターのように、わかりやすくするためだけに枝葉末節をバッサリ落としてしまう…」ということはなく、つまり、いい感じの入門書。(ほぼ日でほぼ読めます)
「脳は疲れない!」とか「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」とか、すこぶる勇気づけられる。脳に刺激を与え続けることが最善の道なのね。
上の写真。サルの神経細胞が反応する図形特徴なのだけれど、これを見て、セグロカモメの話をまた思い出し、「シンプルってこういうことだよね」とひとり納得するとともに、逆方向、つまり、膨大な情報量に対しての快感とは何か、ということを考える。
にゃらん、かわいい。
というわけで、おみやげに大仏(文鎮)を買ってきたのでした。
そのありがたい御姿といい、その持ちやすさ(滑り止めパンチパーマな御頭がなんともつまみやすい!)といい、ペーパーウエイトとして秀逸であります。
小さいのに、大仏っていうのも、なんかいいし(笑)。