遅ればせながら、ふじもりさら,著『わたしがDSDで泣いた日』(「DSDとmp3って何が違うの? 高音質ってどういうこと? そもそもオーディオの仕組みってどうなってるの?」等々、ふじもりさらによる等身大の知識欲に便乗して、豪華な先生による分かりやすい解説でDSDを学べるコラム」)を先週読みまして。
DSD、高音質についてある程度わかりやすく学べる(僕も分かっていなかったところが分かったりな)良書だと思う。
けれど、ちょっとDSD啓蒙(信仰?)過ぎになっちゃうのかも、と思うところもあったりなかったり。そもそもの“泣いた”という初期設定が、おそらく「DSDダイレクト出力」ではなく「DSD→PCM変換」で聴いたと思われるので(細かいですが・笑)、正確にいうと『わたしが高音質で泣いた日』なわけで…(細かいしアレので自粛…)。
と書きつつも、次のDACはやはりDSD対応のものにすべきか…、と悩んでいる自分がいたり(笑)。
スマートフォン対応の手袋で、なんか良いのないかなー、とぼんやり思っていたら、東京都現代美術館の NADiff にあったので買ってみる(EVOLG)。
某タンブラーを見ていて、Freunde von Freunden というクリエイターのお部屋訪問インタヴューサイト(?)の存在を知り、ずーっと見てしまう(主にオーディオ・笑)。関係ないけれど。
(ブルメスターさん宅も!)
日曜は、Afterhours さんのコーヒー教室へ。前々から一度行ってみたいと思いつつも、なかなか予定(や気分)が合わず… だったのだけれど、ようやく行くことができたのでした(写真はカメラ忘れたのでなし)。
坐禅の教室に行ったときもそうだったのだけれど、自分では結構できる、できているんじゃないかと思っていても、意外と基本がなっていなかったり、(圧倒的に)勘違いしていたりするもので、今回は、ペーパーの折り方が(ちょっと)違っていた! という衝撃的な事実(笑)などなど、「コーノ式で淹れるコーヒー」の基本を、楽しく(ときに真剣に)学べたのでした。
コーヒーなんて適当に淹れていても、それなりに楽しめるものだけれど、ちょっとした基本を実際に淹れながら教わることで、全然違う「おいしい」ものになるわけで。
そういう風に考えると、コーヒーとオーディオの世界は(その「手軽さ」から「深さ」への長大なグラデーション具合などなど)似ているなー、と思うのだなー。
オーディオ教室、なんていうのがあったならば、同様に学べることは多いはず(同じコンポでもちょっとしたことでこんなに音が違う! 的な)。
な。
スガシカオさんも突発性難聴だったのかー。ブログを読み、しばし共感。
気晴らしに好きな音楽を聴いても、左右で音がバラつき、ステレオで聞こえないからつまらない。
世界の終りのような気分だ。
分かります、分かります。
僕の場合も、日々の状況は微妙に変化していて、最近は調子良く安定はしているけども、
音楽を中音量(大音量はムリ)で聴くときは、3〜5曲くらいしか連続で聴けないのだなー。
なー。
土日、帰省してまして。写真は帰りに立ち寄った、“立山山麓にある家具の工房、KAKI工房のお庭を会場に、音楽とスローライフを楽しむ手づくりのイベント”、LIFE IS BEUTIFUL 。
撮ったのが雨の直前だったので写真はアレですが、とっても素敵そうなイベントでした(時間の関係で数時間しか滞在できませんでしたが)。
sonihouse のシナリー+ガラード401の、“芯がありつつも広がる音”にうっとりしたり。
はい(短い夏休みは終わり…)。