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昨日は、お久しぶりの国立競技場(最後に行ったのは母校と(大久保がいたころの)国見の準決だったから、なんと14年前…)。
高校サッカー、富山勢が初の決勝進出というニュースを聞いて、(似非)郷土愛的に観に行ったのだけれど、いやー、もー、素晴らしい大逆転の試合で、富山サイドは大いに盛り上がり、とっても楽しかったわけです(母校ではなくて、母校のライバル校だったけれど)。
はい。
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Archive: Diary
昨日は、お久しぶりの国立競技場(最後に行ったのは母校と(大久保がいたころの)国見の準決だったから、なんと14年前…)。
高校サッカー、富山勢が初の決勝進出というニュースを聞いて、(似非)郷土愛的に観に行ったのだけれど、いやー、もー、素晴らしい大逆転の試合で、富山サイドは大いに盛り上がり、とっても楽しかったわけです(母校ではなくて、母校のライバル校だったけれど)。
はい。
もともと「前向き」という言葉が苦手で、というのも、なんだか視野が狭くなってしまうような、問題に対する「見て見ぬふり」感というか、「先送り」感というか、そういう「後ろ向き」(ややこしいですね…)なイメージが付きまとってしまい、なかなか素直に「前向き」にはなれず、何十年と生きてきたのだけれど。
(もちろん、問題を乗り越えた上でのクリエイティブな「前向き」というのはあると思うけれど、そういうハイクラスな「前向き」は難易度も高く…)
一時期は、バックミンスター・フラーに倣い、「前向き」を「外向き」(「後ろ向き」を「内向き」)という風に言い換えてみたりしていたけれど、「外向き」という言葉のイメージは、いわば「前向き」の全方位的なイメージであって、それではあまりにも茫漠としてしまい、つまり「前向き」的な恩恵にはありつけず…。
というわけで、長年に渡って脳の片隅で(軽く)思い悩んできた「前向き」問題が、年末に読んでいた不安西遊記(2013年12月24日)のなかで、「前の向き方」という言葉に出会ったことによって、その微妙なる立ち位置の変化によって、なんだか解決できそうな雰囲気が漂い、今年のモットーにしてみたのでした。
はい。
本年もよろしくお願いいたします(!)。
元旦は、去年と同様にポーラ美術館ヘ行き、帰りに富士山を仰ぎ見る(写真は風と暗さの関係でアレですが…)。
はい。
今年、僕が「最も心惹かれた音楽」メモ。アントニオ・ロウレーロ、ニルス・フラーム、そして、サンドロ・ペリ。
アントニオ・ロウレーロの『Só』(2012)は、8月のライブに行ったことが大きくて、それまではファーストの『Antonio Loureiro』(2010)を愛聴していて、インストが多い(手数も多い)、ややフュージョンチックな『Só』は若干苦手感すらあったのだけれど、ライブ後は開眼(!)し、ハイレゾ版を買い直すほどの好物に(写真左上、iPad mini)。
ニルス・フラームの『Spaces』(2013)も、12月のライブに行ったことで、彼の音楽に体する理解力や解像度が上がり、ますますの愛聴盤へ(写真左下、iPad 2)。
サンドロ・ペリの『Impossible Spaces』(2011)は、今年一番聴いたレコード。B面、特に最後の2曲が素晴らしいー(写真右のレコード)。
あと、今年から使い始めた Music Unlimited(定額制ストリーミング音楽サービス)の存在はかなり大きくて、上に書いたロウレイロやサンドロ・ペリなんかは、Unlimited がなかったらおそらく聴いていないと思うし、世間で注目されていたり、人気があったりするアーティストなんかも、とりあえず聴いてみることが出来たし(そしてその多くに興味がないことを再確認…)。
来年には、Spotify も日本で始まるみたいだし、うーん、楽しみ。
他、よく聴いていたアルバムはこんな感じ(順不同)。
– – –
Sam Lee – ‘Ground Of Its Own’(2013)←ライブ行きそびれ…
James Blackshaw – ‘Love Is The Plan, The Plan Is Death’(2012)←これもLPでよく聴いた
Vanessa Moreno & Fi Maróstica – ‘Vem Ver’(2013)←コントラバス!
Deerhunter – ‘Halcyon Digest’(2010)←今年出たやつじゃなくて前作ね
Aoki Takamasa – ‘RN-Rhythm-Variations’(2009)←これも今年出たやつじゃなくて
Seaworthy + Taylor Deupree – ‘Wood, Winter, Hollow’(2013)←静かな夜に
Quasimoto – ‘Yessir, Whatever’(2013)←珍しくヒップホップ
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それでは、よいお年をー。