アンプが SEKRIT(正確にいうとネットワークプレイヤー+プリメインアンプ)になってから、ようやくハイレゾ音源(簡単にいうとCD=44.1kHz/16bitより音が良い音源)が聴けるようになったのだけれど、正直、上の HDtracks で売っている Miles Davis の『Kind of Blue』(192kHz/24bit!)を聴くまでは、そんなにはありがたく(?)思っていなかったのだけれど、いやー、これは(隣で聴いていたハム先生も驚くぐらいに)凄いなー!
もちろん、他のハイレゾ音源、44.1kHz(/24bit)や、88.2kHz、96kHzでも、数値が上がるごとになんとなく音が良いような気がしていたけれど(笑)、192kHzの『Kind of Blue』は明確に違い(音の密度や空間の広さなどなど)が分かるのだなー。
うーん。
昨日は、めぐろパーシモンホールへ。ピアノ・フェス的な The Piano Era 2013 の2日目に行きまして。いやー、楽しかったなー。
僕のお目当ては、ニルス・フラームだったのだけれど、上の映像も見ていたし、最新のライブ(編集)アルバムの『Spaces』も聴いていたので(ファーストの『Bells』だって聴いていたし)、「弾きまくるんだろうなー」とは思っていたけれど、なんというか想像以上に凄くてですね(楽しくてですね)、ちょっと圧倒されちゃいました。
やっぱりライブで観なきゃ色々なことは分からないのだなー(ライブによりけりですが…)。
なー。
土曜は、最近箱根にできた岡田美術館へ(写真はカメラを忘れていってしまったため、iPhoneで撮ったものなのでアレですが…)。
「実業家岡田和生が収集した、日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品」が展示されているのだけれど、初っ端の饕餮文方罍から見応えたっぷりで、満足度はかなり高め(着いた時間が遅かったということもあり、結局一階をじっくりとしか見れていないのだけれど…)。
足湯に浸かりながら、上の写真のように巨大壁画「風・刻」(風神雷神図)も見られるし。
というわけで、また来年にでも再訪しようと心に誓うのでした(「食の複合施設」というのも出来るらしいし)。
ただ、入館料が高いのがネックだけれど…。
もともと仕事中のBGM用として導入した Music Unlimited(定額制ストリーミング音楽サービス)だけれど、リビングで使っているアンプを SEKRIT に替えてからは、iPhone(/iPad)から AirPlay で簡単に音を飛ばせるようになったので、Music Unlimited をリビングでも使うようになり、つまり、一日に約10時間(仕事時間+憩いの時間)は聴いているわけで、これで30日/980円なのは(僕にとって)かなりお得感があるのだなー。
今の時代、音楽聴き放題なんて、YouTube とか SoundCloud などを駆使すれば無料で出来てしまうけれど、僕の場合、もともと YouTube が苦手で、というより、ネット試聴が苦手(落ち着いて聴けない…)ということがあり、さらに、たとえBGMといえど、音質にはある程度求めてしまう(元オーディオマニアなので…)ので、高音質モード(AAC 320kbps)がある Music Unlimited の存在がありがたいのだなー(アルバムもまるごと聴けるし)。
で、この高音質モード。ちょっと前に、Music Unlimited で音楽を聴いた後に、iPhone のミュージックアプリで音楽(iTunes で買った音源)を聴いていたところ、なんだか音が悪くなったような気がしていたのだけれど、よく考えるとそれもそのはずで、iTunes で買う音源(AAC 256kbps)より、Music Unlimited の高音質モード(AAC 320kbps)の方がビットレートが高いのだなー。
というわけで、僕的には良いこと尽くめの Music Unlimited なのだけれど、こういうストリーミング系音楽サービスは、音楽家にとっては儲けが少ないらしく、色々と問題があるみたいだけれど…(時代の趨勢なのでしょうがないけれど…)。
まあ、僕の場合、Music Unlimited で知って愛聴盤になったアルバムなんかは、レコード(やハイレゾ音源)を買ったりするし、そのアーティストのライブにもなるべく行くようにしたり、してますが。
はい。