新飛脚
佐川急便の「飛脚」マークが新しくなるそうですね。
実は、僕も上の Open Hand Service の手のマークを新しく、より単純化したデザイン(ピクトグラム風)に変えようと思っていたのだけれど、実際に作り始めると、「これはいかん」 ということになっていたので、すごくタイムリーだったわけです。
単純に、佐川の新しいマークがクオリティ的にどうかという問題に帰結できそうではあるけれど(笑)、単純化することについて、少し考えさせられる。
シンプルはベストか。
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佐川急便の「飛脚」マークが新しくなるそうですね。
実は、僕も上の Open Hand Service の手のマークを新しく、より単純化したデザイン(ピクトグラム風)に変えようと思っていたのだけれど、実際に作り始めると、「これはいかん」 ということになっていたので、すごくタイムリーだったわけです。
単純に、佐川の新しいマークがクオリティ的にどうかという問題に帰結できそうではあるけれど(笑)、単純化することについて、少し考えさせられる。
シンプルはベストか。
先週の金曜に、レコードプレーヤー KENWOOD KP-1100 を、秋田先生より授かる。
僕の使っていた KENWOOD KP-7010 は、KP-1100 の下位機種みたいなものだから、当然、この僥倖に喜んでいるわけだけれども、やはり、最大の関心は“音”。一体どう違うのか。どれくらい違うのか。
単純に書くと、「全ての点においてグレードアップ」ということになる。特に、S/N、情報量、分解能の向上が顕著。ちょっとモコモコした音だなーと思っていたLPも、しっかりシャープに鳴らしてくれるのだ。
カートリッジを DENON DL301II から現在愛用している ortofon kontrapunkt-h に変えたときにも同様の効果があったけれど、さらに一皮剥けて、もう一段階レベルアップした音になったのでした。(kontrapunkt 君の真の実力が発揮されているのかしれない。)
というわけで、LPを聴くのが楽しくてしょうがない(笑)。
これで、スピーカーをオーディオの師より受け継ぎ、レコードプレーヤーをデザインの師より受け継いだことに。僕のオーディオって、なんだか素敵にロングライフなお話だなー。
サランラップとテスト用紙に包まれて、プリゴジン,スタンジェール,著『混沌からの秩序』がやってきた。ネット経由で、全く面識のない方から購入したのだけれど、なんて個性的な包装なんだろう。そこには物語がある。
昨日は、我が愛猫ミンコの5歳の誕生日。兄と弟が祝いに駆けつけてくれる。そんなありがたい兄弟に、ミンコはなぜかの「ガルルゥ~」対応。何か我々には見えないものに対しての威嚇なのか。
そうか、これは、高橋悠治さんの言葉だったのか。
ともかく昔の中国のことわざで「何かものごとを始めるには、まず、部屋を掃除しなければならない。部屋がからになると、太陽の光が入ってくる」というのがあった…。
InterCommunication No.24(1998)より抜粋。クセナキス×高橋悠治×伊東乾「存在・偶然・忘却」からで、クセナキスの「ものを忘れれば、意識はより自由になる。それで、頭を記憶から開放するんだ(笑)」発言に対する悠治さんの同意的回答。(クセナキスのその後を考えると、笑うに笑えない発言ですけどね。)
それにしても、勢いがあった頃の InterCommunication は面白い。