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Archive: Music

sonihouse「家宴-IEUTAGE-」

20151208_sonihouse

先々週に奈良に行ったのは、sonihouse の新スペースでのこけら落とし記念「家宴-IEUTAGE-」(2週目)に参加するためだったのだけれど、詳しい内容はこちらを見ていただくとして、まあ、とにかく、記憶に残りうる刺激的な時間となったのでした。

〈音の部〉の、鈴木昭男+ evalaでは、お二人が空間のほぼ中心に、その周りにスピーカー(サラウンド)、その周りに聴衆というユニークな配置でもって、鈴木昭男さんの自作楽器の奏でる音/音楽を、evalaさんの立体音響な電子音が包み込む、というような構成だったのだけれど、時には生音と電子音が混じり合い、時には主従の関係が逆転し、時には音がリアルとヴァーチャル(サラウンド)でぐるぐると回り合い…、という具合に、最初の圧倒的に静謐な音の立ち上がりから、最後の音が消え入るまで、本当に豊かな音空間だったと思う。

山フーズさんによる〈食の部〉でも、ただ胃袋を満たすためだけではない、趣向が凝らされた料理の数々で、こちらも刺激的且つおいしい(笑)。

というわけで、これからの「家宴-IEUTAGE-」がますます楽しみになったのでした。

(今週末は4週目「対話」、これも行きたかった…)

Oliver Jeffers

Oliver Jeffers

先週、Yatzer を見ていたら、「この絵の感じ、なんか見たことあるなー」と思い、しばし考えて、「もしや!」とひらめき、思い当たるレコードを見てみると、やっぱりこの人、オリバー・ジェファーズさんの絵でした。

ちなみに、このレコード(Chris Thile の『Bach』)、ジャケも良いですが、内容も良いですよ(高速マンドリンバッハ)。

LP

昨日はレコードの日だったそうで。というわけで(?)、最近買ったレコードのご紹介(というの名のメモ)。

まずは上の写真、トータスの『 Tortoise 』(1994)。Apple Music で聴いて、いいなーと思っていたアルバム。レコード屋で見つけ即買い。トータスは、リアルタイムで全然(TNTすら)聴いていなくて、完全に後追いなのだけれど、このファーストアルバムのリリースされた年を考えると、自分にとっては裏懐メロ(?)にあたる音楽なわけで、なので、当時を思い出したり。

あとは、ニコ・ミューリー(ニコ・マーリー)が参加しているということで俄然聴きたくなった、サム・アミドンの『 I See the Sign 』(2010)とかとか、などなど。

(続く…)

Tiganá Santana

 
そういえば2週間ほど前に、変則チューニングの5弦ギター、彼曰く“ドラムンギター”を生で聴いてみたくて、チガナ・サンタナのライブに行ったのでしたメモ(上のムービーはヴィンセント・ムーンが撮ったやつ/僕が見たライブの映像ではないよ)。

で、静謐で温かな、素敵なライブだったのだけれど、オールスタンディングだったのが…(中年にはつらい…)。

次は、ガレス・ディクソン(偶然にもニック・ドレイクに喩えられる繋がり・笑)。

KLAVINS 450

3月に出た、ニルス・フラームの『Solo』は、Piano Day のページでダウンロード(無料!)したハイレゾ(96/24)を愛聴していたのだけれど、静かめな曲が多いので、どうしても Mac mini から聴こえる「キュッ」という音が気になってくるわけです。

ただ、この「キュッ」音は、その他多くの曲では(音楽に埋もれて)あまり気にならず、静かめな曲、特にニルス・フラームの『Solo』で一番気になってしまう…、うーん…、と悩んでいたところ、そうだ、レコードを買って聴けばいいんだ(!)、と気づき、購入。

そもそも、このアルバムの売り上げは、Klavins 450(小型のパイプオルガンのような世界最大のピアノ!/上の写真の図)の制作資金へ使われるそうなので、何かしら応援もしたかったし。

(ちなみにこのアルバムは、やはり巨大な Klavins M370 というピアノを使って制作されていて、特に低音域の響きが素晴らしい!)

はい。

Vestiges & Claws

注文していたレコードがようやく届きまして。写真左、ホセ・ゴンザレスの『Vestiges & Claws』。

今回、ハイレゾかアナログレコード、どっちか悩んだのだけれど、やっぱりアナログなのだなー。というか、どっちを買おうか悩める時点でかなり素晴らしい。

というのも、写真右のチガナ・サンタナの『The Invention Of Colour』の場合、ハイレゾもアナログもなく(非圧縮のデータもダウンロードで買えそうになく)、仕方なくCDを買ったのでした…。

で、真ん中のサム・アミドン(『Lily-O』)も加えて、ホセ・ゴンザレスやチガナ・サンタナを最近良く聴いているののだけれど、共通点は「フォーキー」なことぐらいかなーと思いきや、よく考えてみると、3作とも北欧でレコーディングされているではないか(!)。

はい。

Music of the Year – 2014

今年、僕が「最も心惹かれた音楽」メモ。ベックの『Morning Phase』(2014)と、デイヴィッド・ラングの『Death Speaks』(2013)。

ベックの『Morning Phase』は、中年的には文句の付けようがない1枚(笑)。ストリングスが醸し出す壮大なスケール感、演奏、楽曲、アレンジ等々どこにも隙を見せない完成度、癒されるというよりは満たされるような、そんなアルバム(また聴きたくなってきた…)。

デイヴィッド・ラングの『Death Speaks』は、去年の終わり頃にリリースされて、今年の前半によく聴いていたのだけれど、豪華メンバー(ヴォーカル:シャーラ・ウォルデン、ヴァイオリン:オーウェン・パレット、ギター:ブライス・デスナー、ピアノ:ニコ・マーリー)の割に(?)、控えめな地味目のアルバムで、一聴ただのクラシックの歌曲集のようにも聴こえるのだけれど、これが「あるもののようだけれど、違うものになっている」のだなー(特に The National のブライス・デスナーのエレキギターがすごく良い)。

で、音楽生活的には、去年以上に Music Unlimited を活用する機会が増え、通常聴きなら Music Unlimited で充分だし、どうせ買うのならLPかハイレゾが良いし、というわけで、ほとんどCDを買わなかった年でもある(300枚ほど処分もした)。

それと、今年は世間的にも自分的にもハイレゾ元年。来年は、もっともっと盛り上がってって欲しいなー、と思うのでした。

他、よく聴いていたアルバムはこんな感じ(順不同)。

***

Sisyphus – ‘Sisyphus’(2014)←スフィアン+ヒップホップ

Rafter – ‘It’s Reggae’(2014)←レゲエ+ダブ(特にA面)

Moreno Veloso – ‘Coisa Boa’(2014)←アナログで聴くべし

Greg Gives Peter Space – ‘Greg Gives Peter Space’(2014)←ハイレゾで聴くべし

Gilberto Gil – ‘Gilbertos Samba’(2014)←色々な意味で攻めてる72歳!

G.Prokofiev – ‘Concerto for Turntables & Orchestra’(2009)←タ-ンテーブル協奏曲!

Flying Lotus – ‘You’re Dead!’(2014)←テンション上がります(特に5曲目!)

V.A. – Master Mix: Red Hot + Arthur Russell(2014)←コンピだけれどそれぞれ聴かせるね

Sam Amidon – ‘Bright Sunny South’(2013)←今年出たやつじゃなくて前作ね

***

それでは、よいお年をー。

PONO

そういえば、以前書いた PONO が届いていたのでした。iPhone や 他のハイレゾプレイヤーと比べると、作りがちょっとアレで、安っぽい感じ(やけに軽いし、液晶画面だって写真のようにアレだし…)は多々あるのだけれど、音質については真っ当で、値段的にもお手頃だし、ハイレゾ入門機、普及機としては良いんではないでしょうか。

僕は耳が弱くなってしまったので、ヘッドフォンなどで音楽は聴かない= PONO の出番は少ないのだけれど(そもそも妻の物ですし…)、試しにカーステに繋いでみたところ、これが想像以上に良くて、音のディティールや空間の広さ、そして低音もよりタイトに沈む込むなどなど、ちゃんとハイレゾ感があって、うれしくなったり。

ハイレゾといえば、上の写真の Beck の『Mutations』(192kHz/24bit)が、もう本当に気持ちの良い音(!)で、やっぱハイレゾ(特に192kHzもの)はいいなーと思ったり。

はい。

P.S. ニセレゾに注意(笑)。