そういえば、ポーラ美術館に先月行ったのでした、メモ(ブログに書いておくて後々便利なんです)。
建築もきれいそうだし、距離的にも箱根なんでちょうど良い感じに遠出(気分転換)だし、というような軽い気持ちで行ったのだけれど、レストランもおいしいし、企画展のアンリ・ルソーも思いのほか良くてですね、かなりの好印象。
アンリ・ルソーというと、教科書で見たことあるような熱帯チックな絵、という印象だったのだけれど、初めて見た(パリ近郊などの)風景画などに、なんというか、狙っていない「ヘタうま」とでもいえばいいのか、まあ、とにかく、そんなような「純朴」さ(?)を感じ、かなり見入ってしまったのでした。
はい。
えー、ちょっと前になりますが、先々週の日曜に、気になっていた「20世紀のポスター[タイポグラフィ]」展を見に、東京都庭園美術館に行ってきたのでした、メモ。
20世紀を代表するポスター、レジェンド級のポスターが100点以上も見られるということで、ある程度の期待を持って行ったのだけれど、なんというか、「本でしか見たことがなかった絵画のオリジナルを前にして、そのあまりの違いに驚いた!」的な感動は僕には(ほぼ)無くてですね、まあ、ポスターと絵画は違う、という当り前のことを再認識。
それでも、亀倉先生の有名な「ニコンSP」のポスターなんかは、実物を見てようやく真価(躍動感溢れる画面構成)が分かったような気がしたし、ウォーホールの「ニューヨーク映画祭」のポスターなんかは、次の仕事のヒントになりそう、かも。
あと、初めて行った庭園美術館。庭園、カフェを含め、なかなか素敵そうなところでした。
はい。
(そういえば、BIWAKOビエンナーレの写真を載せるのを忘れていた、のでした)
月曜は、長野にある碌山美術館へ。先月読んでいた『カワイイパラダイムデザイン研究』にちらっと載っていて気になっていた、荻原守衛(碌山)のための美術館。
うーん、確かに「カワイイ」かも、いや「かわいい」かも。なんというか、手作り感というか、小ぢんまり感というか、なんとも穏やかな空気が流れるところ。
美術の教科書に出てきそうな作品群をゆっくり眺める。
帰路は、渋滞50km(!)という見たことのない数字(フルマラソンより長い!)に驚き、疲弊したけれど、美術館の近くのそば屋さんもおいしかったし、良き小旅でした。
うん。