fragment of UFO
こんな気分。こんな日もある。
Tiger がアップデートして、10.4.11になり、うれしいことに Safari 3 もついてきた。速い、便利。維新された画面内検索と、入力欄のリサイズ機能が吉。
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Archive: Diary
こんな気分。こんな日もある。
Tiger がアップデートして、10.4.11になり、うれしいことに Safari 3 もついてきた。速い、便利。維新された画面内検索と、入力欄のリサイズ機能が吉。
下のエントリーを書いていたら、このTシャツのことを思い出す。これも同じような(?)アイデア。
何て書いてあるかというと、ノイエ社の新しいグロテスク(=サンセリフ=いわゆるゴシック体)書体とあり、ブロックマンのデザイン(書体のデザインは別の方ですよ)。ちなみに、ノイエ・ハース・グロテスクは、ヘルベチカの前身であります。
このTシャツは自作なのだけれど、本当はたくさん(タイポグラフィ名作系Tシャツを)作って売りたいくらいなんだけど、著作権がね。
とか思ってたら、著作権のことについて、内田樹さんが素敵なことを書いてらっしゃる。
概ね賛成。僕は引用しまくり体質なので(笑)、ちゃんと考えなければならないのかもしれないけれど、「基本的にはその著作権所有者が損しなければいいんじゃないの」とも思っている。
損得も難しい判断ではあるか。
ほぼ日手帳から COATED DESIGN GRAPHICS の「Akzidenz」に変更。見開きカレンダー形式で、9月から翌年12月まで+別冊で無地のノート付き。探していた理想型にほぼ合致。薄くて軽い、そして、無地がポイント高し。
ほぼ日手帳は楽しいのだけれど、(僕にとって)使わないページが多すぎ、だからか、重い(重く感じる)。
で、COATED DESIGN さんの手帳には、表紙が何通りかあって、結局一番渋い「Akzidenz」と書いてある黒いのにしたのだけれど、家に帰って、「Akzidenz」ってどういう意味だろうと調べると、なんと、あのブロックマンも使っていたフォント、Akzidenz Grotesk(アクチデンツ・グロテスク)の「Akzidenz」じゃーありませんか(このフォントも Akzidenz Grotesk じゃーありませんか!・多分)。
で、ついでに「Akzidenz」の意味が、なんと「偶有性」(!)。スケジュール帳になんとふさわしいタイトルだろうか(!)。
と、この僥倖に独り喜ぶ。
今日は、音楽を聴きながらひたすら「雪かき仕事的」デザイン作業。残り19点(!)。何も考えずにやるべし、やるべし。
「人生はちょっぴり寂しい方がいい」と言ったのは誰だったろう。「ちょっぴり寂しい」ときにこの言葉を思い出すと吉。
そういえば、池上高志,著『動きが生命をつくる』を読み終わりまして、なんだかモヤモヤした気分になりまして、ならば、先に読了されていたタマキさんに「このモヤッと感を払拭していただこう」と、ユーロビールを飲みながら、お会い・お話ししたのは金曜のこと。
結果、払拭されるどころか、モヤッと感が2倍になる(笑)。分かったことよりも、分からないこと・考え続けなければいけない(考え続けたい)ことが増える。
とはいえ、とても刺激的な本でした。僕の場合、第三項音楽の講義を何回か聴講したこともあり、第8章の「アート」は、とってもスリリング。ストーリーテリングからテクスチャーへとか、ジョン・ケージの手法を「生命=自律性」で説明しちゃうとか。
リベットの実験の話からの展開も興味深い。「行為をやめる」場合にこそ自由意志が介在するとか、「今」には有限幅があるとか。
調子に乗って、金曜の武蔵美での講義に行ってしまおうと思っていたけれど、仕事とのかねあいですなー。。