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Indicator

上の写真、「USB MODE」という表示のとなりで点滅している「*」が、TASCAMくんのインジケーターなのだけれど、この点滅速度がですね、再生アプリによって速さが違う、のです。

再生アプリ、iTunes < QuickTime < VLC < Play < Cubase LE という感じに(ウチの再生環境では)“音”が良くなっていくのだけれど、おもしろいことに、“音”の良さに比例して、点滅速度もだんだん速くなっていく(!)、のです。

この相関関係によって、“耳”で感じていた再生アプリの優劣に、裏付けができた、のかも、というか。

(ちなみに上の写真の点滅速度は VLC での再生時と同じくらい)

しかしながら、“音”の良さというヤツは難しいもので、例えば、VLC と Play だったら、確かに Play の方が情報量は上だけれど、音が(ウチの場合)なんだか拡散に向かいがちなので、もうちょっと締まった音で聴きたい、と感じるときは VLC を使ったり、していたり。

このように、まるでCDプレーヤーを変えるように、再生アプリで“音の違い”を楽しめるのは、PCオーディオの良いところのひとつかもしれない。

おっと、モレーノ・ヴェローゾ、ソロライブ、東京公演(@プラッサ・オンゼ)を予約しなきゃ→予約完了。これで、8/16、17、19日と、モレーノを観ることになる。うふふ。

暑中見舞い

日々受注的なデザインの仕事をしていると、それはそれでクライアントの要望にしっかり応えられるともちろん楽しいのだけれど、デザイン的ストレス(?)がたまる。つまり、自分の理想とするグラフィックと、仕事が求めるグラフィックとの間の、解離性ナントカなわけです。

というわけで、今日は、マイ“暑中見舞い”のデザインでストレス解消(笑)。先ほど入稿。お金をかけていられないので色校なしの一発勝負。どんな感じに上がってくるか、今から楽しみ(失敗しても誰にも責められないから気楽だし)。

というわけで、7月中にはみなさんに届くと思われます。いらないかもしれませんが、もらってやってください(笑)。

MODERN GUILT

ベックのニューアルバム、発売されましたねー。同居人が大ファンなので、ウチでは大ごとなんです(笑)。

というわけで、月曜から10回以上(!)も聴いている『MODERN GUILT』ですが、うーん、良いアルバムなんじゃないでしょうか。主観/客観とか、古い/新しいとか、とかとか、そういう色んなファクターが匂いつつも、“超然”としている感じが。

特に、4曲目のタイトルトラックと、5曲目(チェロでのリフ(?)がとても好み)がお気に入り。

テニスとデザイン

遅ればせながら、ウィンブルドンの話。フェデラー vs ナダル。いやー、すごい(!)。間違いなく歴史に残る決勝戦。4時間48分(でしたっけ)の死闘。 朝方までしっかり見てしまう(月曜の話ね)。

今回のウィンブルドンを見ていて印象に残ったのは、フェデラーの試合のときにだけ(?)使われていた「デザイン」という言葉。テニスの試合で、実況の人が「デザイン」という言葉をどれくらい使うのかは“にわかテニスファン”の僕には分からないけれど、とにかく、フェデラーのテニスを形容する言葉として、「デザイン」という言葉がとても「しっくり」くると思えたのだなー。

でも、その長き(5連覇)に渡ってウィンブルドンを支配してきたデザインテニスが、ある意味(ある意味ね)「力業」なナダルに負けてしまうわけです。デザイン敗北(笑)。

そんなことを考えていると、じゃーデザイン界に置き換えてみるとどうなんだろう、という無茶な想いが出てくる。昨今のデザイナーって、よく考えられていて、洗練されている、非常に“うまい”人が多いと思う。それらの頂点に立つようなフェデラー的なデザイナーもいると思う。でも、ナダル的なデザイナーって果たしているのだろうか。昔で言えば、亀倉雄策のような、エミール・ルダーのような。もちろん洗練されているけれど、それ以上に「力強い」デザインが。

という、いつもなら消してしまうような妄言を載せてみる(笑)。