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Album of the Year – 2007

Album of the Year – 2007 といっても、2007年リリース限定というわけではなくて、今年、僕が「最も心惹かれた音楽」を記しておく行為です。
 

オス・リチミスタス『オス・リチミスタス(2007)

ドメニコ(+2ユニットでおなじみ)、ステファン・サン・ジュアン(カエターノの来日公演のときに打楽器、+2のときにドラムを務めていたフランス生まれのブラジル在住)、ダニー・ローランド(アルゼンチンの人らしい?)からなる本職が打楽器系な3人のユニット。サンバ、ボサノヴァ、ロック、エレクトロニカなどなどの融合、つまり、ブラジル新世代な音楽。
まず、脱力。そして、サウダージ。適度のポップさと毒。この一筋縄ではいかない感じ、これが僕的にはど真ん中ストレート。レディメイドというか、まさに「これだ!」って感じの私的2007年的気分の具現。
※悪ふざけ(笑)&ゆるゆるセッションなボーナストラックも秀逸。

 

アドリアーナ・カルカニョット『CANTADA(2002)

このアルバムというか、アドリアーナ・カルカニョット自身というか、とにかく8月の来日公演が素晴らしくて、私的には、アドリアーナに出会った年と言えるかも。知的でクール、アーティスティックで不思議ちゃん(笑)、そんなアドリアーナに。
今年も、ブラジル新世代にやられっぱなし(笑)。

 

Storm and Stress『Under Thunder And Fluorescent Light(2000)

現バトルスのイアン・ウィリアムズ、Erich Ehm 、Kevin Shea によるフリー一歩手前な“ロック・トリオ”。今年は、カドくんとかMPさんからの影響で、ポスト・ロック系をちらちらと聴き始めたけれど、これは最左翼。私的には来年に繋がるアルバム(この辺りを色々と聴いてみたい)。
フリーであって、フリーでないような、ゆるゆるに聴こえそうで、緊張感たっぷりというか、そんなアンヴィバレントで、且つ偶有性を含む音楽(または、“音楽の生まれる場”)。ケヴィンのドラムがかなり好み。
バトルスもそうだけど、何をやろうがそれが“ロック”になる、“ロック”になっている(聴こえる)ということが、なんだかキー。

 
以上3点を、今年から導入した(笑)ノミネートより選出。

以上。

200620052004

わくわく

最近のテーマ、そして、来年のテーマは「わくわく」(笑)。というわけで、「わくわく」の象徴的(具象的?)存在であるアラレさんを手帳に。

何かで迷ったら、「わくわく」する方を選ぶ。「わくわく(=好奇心)」こそ力なり。

ノミネート

Album of the Year – 2007 ノミネート(笑)。とりあえず以下の10アルバムに絞る(順不同)。

01. WILLITS + SAKAMOTO『Ocean Fire
02. オス・リチミスタス『オス・リチミスタス
03. オルケストラ・インペリアル『Carnaval So Ano Que Vem
04. バトルス『ミラード
05. サーストン・ムーア『Trees Outside the Academy
06. V.A.『細野晴臣トリビュートアルバム
(以上07年発売)
07. アドリアーナ・カルカニョット『CANTADA』(2002)
08. ヴァシュティ・バニヤン『Lookaftering』(2005) 
09. Storm and Stress『Under Thunder And Fluorescent Light』(2000)
10. CAN『Future Days』(1973 / SACD-2005)

最終的には、この中から3つ選ぶ予定。

と、独り盛り上がる(笑)。