Journal

Posts

ルール

土曜に、コンデンサー(さらにトランス?)・エバンジェリストのIさん宅の音を聴かせていただき、日曜に、山口孝氏講演会@スタジオK’sにて、燃える魂に触れ、月曜に、音と戯れる会・西の横綱、Oさん宅の音を聴かせていただく。本当に濃厚な3日間だった。

オーディオのノウハウ的なことも、もちろん多く学んだけれど、それよりも音楽の聴き方・接し方について、より多くのことを学んだような気がする。

もちろん、学ばなくとも「分かる」音楽もたくさんあるけれど、自分がよく知らないジャンル(アーティスト)の音楽を聴くということは、ルールを知らないスポーツを見る行為に似ているところがあると、僕は思っていて、そこに解説者という優秀な媒介を挟むことによって、見えない動きが見え(聴こえ)、それらの目指すゴールが見えるようになる。

素晴らしく調整されたオーディオで連日音楽を聴かせていただいた僕は、さぞ自分の音に落胆するかと思いきや(もちろん実質的な音のクオリティにはがっかりしても)、むしろ音楽の聴き方のレベルが上がったことにより、より細かいニュアンスまで捉えることのできる“耳”を得たのであった。

そうして、僕のオーディオ・レベルは確実に1つ上がった。

Osaka →

070410

ただいま。ですが、疲労困憊のため、詳細は明日以降に書きます、、、

ブログをチェックしようとしたら、Feedpath が新しくなってしまっていて、「遅い」し、「見にくい」し、「落ちる」しで、最悪に使いにくくなっているじゃないかー!(疲れ倍増)

(untitled)

070407

昨日は東陽町、今日は御茶ノ水、明日は大阪と、オーディオ3連戦! ということで、詳細は火曜日以降に書きます。

続・ロングライフ

承前・笑) じゃー、ロングライフなグラフィック(印刷物)ってなんだろうと、グラフィックデザイナーな僕は考えるわけです。例えば、ポスターとかフライヤー(チラシ)なんかは、短いスパンであっとういう間にゴミとなってしまうから。

そういう意味で考えると、昔のポスターをその本来の目的とは関係なしに、「かっこいい」とか「美しい」という理由で部屋に飾っている人がいるけど、あれなんかは、使用後にオブジェとして再利用されていると考えれば、立派なロングライフデザインだ。

さらに、そういう意味の発展形と思えるのが、レオ・フィッツモーリスの作品なんだろう。こういう発想って、ブラジルのカンパナ兄弟の例(ぬいぐるみを合わせてソファとか)があるように、最近目に触れる機会が多いように思うけれど、フィッツモーリス氏のはなんてったって、グラフィック関係を使ったものが多いというのが、僕なんかには刺激的なんだなー。(あれ、ロングライフとは関係ない?/再利用というだけ?)

さらに、ちょっと(思考的に)ジャンプして、「機能美」。「機能」→「美」は不可逆であろうか。不可逆ならば、そこにエントロピーが生じる。「力学」、そして「熱力学」のことを学び読んでいると、「機能」と「美」についての新たな側面が見えてきたような気がしているだなー。

Accuphase

accuphase

ロングライフということを考え始めたとき、まっさきに思いついたのが、日本のオーディオメーカーであるアキュフェーズの製品だった。

なぜ、アキュフェーズかというと、アキュフェーズの製品は、発売した商品、全てが修理可能だから。

当社は、発売第一号機のプリアンプC-200、パワーアンプP-300から始まって、現在に至るすべての製品を修理いたします。お客様がご愛用される限りは旧モデルでもアフター・サービスを行いますのでお申し付けください。

素晴らしい。拍手!

だって、僕が使っているレコードプレーヤー、KENWOODのKP-7010なんて、壊れたらアウトだもん。

修理、そしてバージョンアップが出来るということは、確実にロングライフに繋がる。そういうシステムも、僕は“デザイン”と呼びたい。