昨日は、同居人「どこか遠くに行きたい」、僕「じゃあ、那須に行こう」ということで、車、高速、ヤーズ爆音で、那須に行く。
なぜ、那須かというと、CAFE SHOZO に行ってみたかったからで、しっとりとしたシフォンケーキはおいしかったけれど、コーヒーはあまり好みじゃなかったという感想。お店は、さすがに素敵な雰囲気。
写真は、SHOZO グループ(?)のROOMSという家具屋さんにあったストーブ。かわいい。
ROOMと言えば、土曜にあった音と戯れる会で聴いた、ジョン・ケージのプリペアド・ピアノのための曲「A Room」が、短い曲ながらとても印象的だった。ので、久しぶりに、ジョン・ケージの「プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード 」を聴くことにしよう。
K君からずっと借りている『domingo―music for sunday lovers』と『トロピカリア』を読み終え、UPLINKでの『ディープ・ブラジル上映会』に行ってきた。のは昨日のこと。
『ディープ・ブラジル上映会』は、ディープ過ぎて(笑)、僕にはちょっと早過ぎた感があったけれど、写真の2冊の本は、おもしろく、特に『トロピカリア』は非常におもしろかった。今までは、歴史的背景を知らずして、MPBを聴いてきたわけだけれども、なんどかとんでもないことになっていたんだなーと、しみじみ興奮。カエターノやジルが好きな人は、間違いなくハマるでしょう。
あ、MPB (エミ・ペー・ベー)とは、Musica Popular Brasileira(ムージカ・ポプラール・ブラジレイラ)の略、つまり、もの凄く簡単にいうと、ブラジルのポピュラー音楽のことです。僕の好きな音楽ジャンルのひとつ。
CSでやっていた新スタートレックが終わってしまった。(実際の放送が終わったのは先週だけれど、録画したものを時間があるときに見ていた僕にとっては、今日が最後。)
最後のエピソード『All Good Things…』は、色々と納得のいかないところもあるけれど、最後のピカード艦長に対するQ(神のような存在)の言葉がすべてを清算してくれる。
(前略)今回は新しい次元に精神を広げることができるかを試した。お前は、ほんの一瞬それに成功した。(中略)その一瞬、既成概念を捨て新しい可能性に目を開いた。それが宇宙を探検することだ。ただ星を調べて回るだけが能じゃない。あらゆる可能性の存在を追求することこそ真の探求だ!
ここで、ピカード艦長が「何を言おうとしているんだ」と問うけれど、Qは、耳元で囁く素振りを見せつつも、何も言わない。そして、「自分で見つけろ」と。
まあ、見てない人には何の話か分からないだろうけど、この言葉は、例えば「宇宙」を「デザイン」に置き換えても成り立つと、僕は思うのだ。
7シーズン全178話、ごちそうさまでした。
昨日より、7月以来停滞していた KEF(という英国のメーカーのスピーカー105/3S)の修繕プロジェクト再始動。前回、ウーファーのエッジ部分が和紙ではもたない(?)ことが分かったので、今回は、人工皮革。実験の意味も含め、とりあえず1本に入れ、恐る恐る音を出している状態。
恐る恐るというのは嘘で(笑)、前回異音が出た凄まじい低音が入っているCDをガシガシとかけているのだけれど、今回は問題なさそう。まあ、ある程度鳴らしてみないと分からないこともあるので、しばらくはモノラル(?)な生活。
ShowG先生、何から何までありがとうございました。(あと1本!)
それにしても、久しぶりに聴いた池田亮司(凄まじい低音が入っているCD)はかっこよかった。同じ電子音楽でも、何かこういうストイックな緊張感があるものってあんまりないんじゃないのかしら。
これは、同居人がトイレに貼ったベックの言葉なのだけれど、10年前の僕だったら、この言葉を肯定的には受け取れなかっただろう。
でも、今は、このフィーリングがしっくりくるのだな。