ここ一ヶ月、実はオーディオが不調だったのだけれど、今日、ようやく復調。この透明感を求めていたんだよ(!)。
不調というのは、スーパーツイーターをいじっていたらやってきた“謎の過剰な低音”のことで、スーパーツイーターの接続を正相に戻そうがまた逆相にしようが、ドゥンドゥン出てくる始末。しょうがないのでとりあえずトーンコントロールで低域を絞るが、重たい空気のような、不透明なもやもやした何か拭いきれないものを感じてしまうので、さらに電源ケーブルの組み合わせを変えてみたりするものの、あまり効果なしのもんもんな数週間。
昨日、以前使っていたキューオン(吸音)くんを試しに使ってみよう、と急に思い付き、リビングの色々なところに置いてみる。すると、スピーカーの間、内側に置くと効果あり、と発見(!)するものの、視覚的に気になる。うーん。
1日寝て悩み、ならばスピーカーのやや外側に置いてあるサーロジックの拡散・吸音パネルをやや内側に移動すればいいのではないか(そしてキューオンくんは撤去すべし)、と閃き、実行したのが今日、というわけです(結果、成功)。
いやー、よかった。ほんと、よかった。音質的にある程度満足いかないと、音楽を聴いていてもついつい音質のことが気になって本当の意味で音楽を楽しめないから。音楽鑑賞が趣味な僕としてはかなりの苦痛を伴うわけです。
オーディオを始めた頃は、音の変化に一喜一憂していたけれど、もうそろそろそういうお遊びは卒業(?)して、安定した音質で、安定して音楽を楽しみたい、と強く思い始めている(素晴らしい音は、他のオーディオファイルのお宅で聴かせていただくとして・笑)。
今やってるプロジェクトが終って暇が出来次第、一度メインスピーカーを805にしてみよう、とか思っていたり。
以上、長い長いオーディオメモでした。
遅めの夕食後、趣味の時間、音楽鑑賞。オーディオ(ステレオ)の前にでーんと腕を組んで(組まなくてもよい・笑)座って、1時間とか2時間とかただただ音楽を聴く趣味。
今日は、病み上がりの疲れ気味だったので、ハード系は避けつつ手持ちのCDを眺めること3分、Balanescu Quartet『Maria T』を聴くことに。
もちろん美しい音楽だし、現代さと民族的な融合も興味深いけれど、今日の満足度は60%。何かが違う。僕が今求めている音楽ではない。3分迷っている時点で調子が悪いことは分かっていたのでしょうがないけれど(調子がいいときは、自然にCDやLPに手が伸びて、それこそ何時間でも夢中になって音楽を聴いていられるから)。
で、次、聴きたいのはアンビエント系(?)、久しぶりに坂本龍一の『out of noise』(?)、ピアノな1曲目と最後の2曲をプレイリストから消すべし(!)、という感じにいきなり冴えてくる(=無意識的思考)。
音楽を再生(←素敵な言葉)、うん、これ、正解、至福の時間。時折入る鈴虫の断続的な音との関係性も含めて大正解。音響的美。
そのとき本当に求めている音楽を、求めている音質で聴けること、これ以上の快楽は(僕にとってあまり)ない。
うん。
Jacaszek『PENTRAL』。最近、よく聴いているのだけれど、なんというか、オーディオ冥利に尽きるのだなー(笑)。
古い教会で録られたパイプオルガンやら何やらまあとにかく色んな音によって構築された音の壁(音の滝?)がガーンと目の前に現れ、それが忽然と消えてまう瞬間、その刹那的快感に溺れているわけです。
こういうのは(ある程度)良い音で聴かなきゃ分かりません。
そして、MPさんに指摘されたスーパーツイーターの正相/逆相接続問題に悩む。確かに逆相だと繋がりがスムーズなのだけれど、妙に重低音が目立ってきてしまう。だからといって正相で良いかというと、繋がりの不自然さに気付いてしまった以上、ちょっと気になる。
うーん、逆相でコンデンサーを変えてみるか。
とりあえず一番やってみたかったことをやってみる(笑)。写真を撮っていたら、画面の上、右端に色ムラ(というより一部分明るいところ)があることに気が付いてですね、それで、ソフトバンクのショップに電話をかけたら、本日中なら交換してやる、というので、再度ショップへ(泣)。待ちに待って、無事交換。
というわけで、妙に疲れたので「携帯メール変更しましたメール」は、明日送ります(電話番号は変わっていません!)。
やっぱりアップル運ないなー。
生きた伝説である電源エヴァンジェリスト氏の自筆記事が載っているということで、『ラジオ技術』誌を初買い。
この雑誌のマニアックな内容にはもちろんついていけない僕だけれど、唯一「ペーパークラフト “ミニパラゴン”を作る」という記事には驚き喜ぶ。あのJBLの名器「パラゴン」(スピーカーです)を紙で作ってしまうらしい(!)。これは凄い、楽しい。
だがしかし、よく読み込んでみると、すでに連載の4回目、作るにも高度なテクニックと知識がいるみたいで、挫折、残念。
うーん。
あ、2枚目の拡大写真、よーく見てみると「ペーパークラフト」ではなく「ペーバークラフト」になっているではないかー(!)。単なる誤植だとは思うのだけれど(笑)、こういう雑誌なだけに、「ペーバークラフト」という僕の知らないクラフトがあるのかもしれない、だって見出しで堂々と言い放っているわけだし、とか無駄に想像してしまうのでした。
うん。