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Archive: Audio

Accuphase

accuphase

ロングライフということを考え始めたとき、まっさきに思いついたのが、日本のオーディオメーカーであるアキュフェーズの製品だった。

なぜ、アキュフェーズかというと、アキュフェーズの製品は、発売した商品、全てが修理可能だから。

当社は、発売第一号機のプリアンプC-200、パワーアンプP-300から始まって、現在に至るすべての製品を修理いたします。お客様がご愛用される限りは旧モデルでもアフター・サービスを行いますのでお申し付けください。

素晴らしい。拍手!

だって、僕が使っているレコードプレーヤー、KENWOODのKP-7010なんて、壊れたらアウトだもん。

修理、そしてバージョンアップが出来るということは、確実にロングライフに繋がる。そういうシステムも、僕は“デザイン”と呼びたい。

the j1 project

j1project

同じマランツのユニバーサルプレーヤーDV9500を使ってらっしゃる god-zi-lla さんが、「もともとの足を外してJ1の円錐の足を両面テープでくっつけて…」と書かれていたのに刺激を受けて、僕も色々と試せることは試してみた。

J1の円錐のは持っていないし、AETの円錐のは貸し出し中だったので、頂き物のアルミ製(?)の円錐型スパイクを試してみたところ、これは×。スカスカした音になるだけ。。

次に、リアスピーカーに使っていたJ1の青いインシュレーター(写真上)を試すと、これは○。少しモコモコしていた音が、全体的にキリッとし、低域の解像度が増す。夜中の静かな時間に気になっていた回転音も、気にならないレベルに。これは素晴らしい。

僕は、山本学派なので、あまりオーディオのアクセサリー商品は使わないのだけれど、このJ1の青いインシュレーターは気に入っているのでした。

だがしかし、DV9500にもJ1を使うとなると、数が足りなくなるじゃないか。買い足せば済む話なのだけれど、そんな金はない。

ということで、上の写真にある通り、カッターの出番となったとさ、、、

KENWOOD KP-1100

kp1100_2

先週の金曜に、レコードプレーヤー KENWOOD KP-1100 を、秋田先生より授かる。

僕の使っていた KENWOOD KP-7010 は、KP-1100 の下位機種みたいなものだから、当然、この僥倖に喜んでいるわけだけれども、やはり、最大の関心は“音”。一体どう違うのか。どれくらい違うのか。

単純に書くと、「全ての点においてグレードアップ」ということになる。特に、S/N、情報量、分解能の向上が顕著。ちょっとモコモコした音だなーと思っていたLPも、しっかりシャープに鳴らしてくれるのだ。

カートリッジを DENON DL301II から現在愛用している ortofon kontrapunkt-h に変えたときにも同様の効果があったけれど、さらに一皮剥けて、もう一段階レベルアップした音になったのでした。(kontrapunkt 君の真の実力が発揮されているのかしれない。)

というわけで、LPを聴くのが楽しくてしょうがない(笑)。

これで、スピーカーをオーディオの師より受け継ぎ、レコードプレーヤーをデザインの師より受け継いだことに。僕のオーディオって、なんだか素敵にロングライフなお話だなー。

ANTIKNOCK

昨日は、新宿アンチノックにて『デンジャラ祭り』。弟がギターをやっているスマイル&デンジャラーズ(というバンド)企画だったということと、兄がギターをやっているマークスマンも対バンだったということで、これは見に行かないといけないでしょ。

オーディオ好きな僕と、PAの仕事をやっている弟との会話。

弟「どう、このハコ(ライブハウス)の音は?」
僕「いいんじゃないの。ただ中高域にハリ(ピーク)があるね。
  そこら辺で好みが分かれそう。」
弟「ここは、全音域出し過ぎなんだよね。音でかいし。
  低音もとんでもない。」
僕「でも、悪い低音じゃない。これでブーミーだったら最悪だけど。」
弟「客が少ないとブーミーになる傾向はあるけどね。」

打ち上げのときの、兄と(兄の)友人とのエフェクター(多分)に関する会話。

友「これを使うとどうなるんですか?」
兄「音が大きくなる。」
友「ヴォリューム上げるのと違うんですか?」
兄「違う。なんていうか、いい感じに音が大きくなるんだよ。」
友「へえー」
兄「昔の卓にいい感じに音が大きくなるツマミがあって、
  その部分がこれに入っているらしいよ。」

やっていることはちょっとづつ(もしくは全然)違うけど、兄弟皆、音が好き、音楽が好きなんだなーと、しみじみ感じいる。

Breezin’

今日は、ジョージ・ベンソンの『Breezin’』な日。朝聴いて、夜にも(大音量で)聴く。

完璧としか言いようのない、さわやかさ大爆発の1曲目「Breezin’」、そして、ナルシス感がたまらない2曲目「This Masquerade」、、、ジョーベンのギターが(文字通り)歌い、それを、ハービー・メイソンの完璧なビート、さらに、秀逸なストリングスのアレンジが、、、ああぁ~

ということで(笑)、『Breezin’』のスーパーオーディオCDを買っておかなければいけないと、思うに至る。が、SACDで発売されていないではないか!

と落ち込むが、なんと、DVDオーディオで発売されているではないか!

と、独り盛り上がる(笑)。