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空間

時間ができたので、『言葉と建築』を読み進める。もやもやしていた頭が、さらにもやもやもんもんする。。

うん。

BOOKSELLERS

昨日は、UPLINK にて『カエターノ・ヴェローゾ“粋な男”ライブ』DVD発売記念イベントに行く。音がね、、、どうにかならんのか(!)と、また思う。

イベント後、中原仁さんに「レオンジーニョ(小さなライオン)とは何かのメタファーなんですか?」と、「ブラジルは音楽一家が多いように感じるのですが、これには格差社会が関係しているのですか?」という質問をする。そして、グルーポ・コルポ来日の話で盛り上がる。やっぱ行かなきゃ。

その後、先週通りがかって気になっていた、近くの SHIBUYA BOOKSELLERS に。新書、古本、アートな本から雑誌・漫画まで、つまり、本のセレクトショップ(?)。60年代とか70年代とかいう年代別の棚が素敵。棚自体がソットサス(?)とか(その年代の代表的な家具?)だったりして、これまた素敵。思わず、松田行正,著『眼の冒険』を買ってしまう。小熊英二対談集も欲しかったけど、我慢(!)。

その後、スタバにて雨宿り(雪宿り)しながら買った本を読みながら、人を待つ。

そんな休日。

Designer’s Color Chart



dcc3.jpg

本屋で見つけ、思わず小躍り(笑)。もちろん即買い。まさに、こんなカラーチャートが欲しかったのだ(!)。あ、デザイナーズ カラー チャートの話です。

さすが、松田行正さんとでも言うべきか、(グラフィック)デザイナーが本当に知りたかった要素、基本的な紙(6種類)、色(13グループ)、文字(白抜き含む)や線(最小0.06㎜!)などなど、多すぎず少なすぎず、確実に急所を押さえてらっしゃる。

写真3なんて、感動的ではありませんか(!)。K1(つまり黒1%)から載ってるんですよ(!)。

と、独り喜ぶ。

(untitled)

遅ればせながら、「神々」の声 を読む。「意識」は近世になって生まれた(らしい)、というのは何かで読んで興味を持っていたので、ジュリアン・ジェインズの「脳機能分化論」を読んでみるといいのかも。

自我を超えた(?)人(の、例えば歌)に感動するのは、昔風にいえば「神」と直結している状態だからなのか。

と思ったりしながら、挙動不審な iMac 君のバックアップを採り続ける。。

Form Follows Function

色々と一段落したので(つまり時間ができたので)、『言葉と建築』を地道に読み進めている。

ようやく第2部の「機能」を読み終えるが、果たして自分が理解できているかは全く自信がない(笑)。ルイス・サリヴァンの有名なアフォリズムである「形態は機能に従う」の「機能」は、僕が思っていた「機能」とは違っていた、ということだけは分かった。

こんな感じに、有名な言葉(や諸説)の多く、例えば「個体発生は系統発生を繰り返す」とか「不確定性原理」なんかは、援用・乱用・拡張を経て、本来の意味することとは異なったものに変容し、広まる。
拡張・変容するのはいいけれど、それをあたかも、例えばヘッケル博士やハイゼンベルクが言ったように書き、自分の理論補強に使うのはいけません(と自戒を込めて書く)。

***
ザッハリヒカイト(即物性)のところをスタバで読んでいたら、「ザッハトルテの試食はいかがですか?」と声をかけられ、一瞬なんのことだか分からなくなる(笑)。