プチ帰省
先週末は、退院した父の顔を見に、プチ帰省。写真は、父と散歩したときに通りかかった、父が中学のときに入っていた学生寮(現廃墟)。
色々と考えることが多い帰省となる。
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Archive: Diary
先週末は、退院した父の顔を見に、プチ帰省。写真は、父と散歩したときに通りかかった、父が中学のときに入っていた学生寮(現廃墟)。
色々と考えることが多い帰省となる。
(承前)奈良の翌日は京都、Tさん的京都巡り(半日バージョン)。
何必館で「魯山人と遊ぶ展」を鑑賞し、ライカ京都店を冷やかし、KAFE工船でエチオピアの中深煎りを味わい、あぶり餅(元祖の方)を食し、大徳寺周辺を散策し(上の写真)、最後に廣東料理の糸仙へ。
たったの半日だったけれど、京都の奥深さを垣間み、何か嫉妬めいた気分に(オーケストラの良い演奏を聴いたときにヨーロッパ文化に感じた嫉妬感と似ているような)。
んーむ。
先々週に奈良に行ったのは、sonihouse の新スペースでのこけら落とし記念「家宴-IEUTAGE-」(2週目)に参加するためだったのだけれど、詳しい内容はこちらを見ていただくとして、まあ、とにかく、記憶に残りうる刺激的な時間となったのでした。
〈音の部〉の、鈴木昭男+ evalaでは、お二人が空間のほぼ中心に、その周りにスピーカー(サラウンド)、その周りに聴衆というユニークな配置でもって、鈴木昭男さんの自作楽器の奏でる音/音楽を、evalaさんの立体音響な電子音が包み込む、というような構成だったのだけれど、時には生音と電子音が混じり合い、時には主従の関係が逆転し、時には音がリアルとヴァーチャル(サラウンド)でぐるぐると回り合い…、という具合に、最初の圧倒的に静謐な音の立ち上がりから、最後の音が消え入るまで、本当に豊かな音空間だったと思う。
山フーズさんによる〈食の部〉でも、ただ胃袋を満たすためだけではない、趣向が凝らされた料理の数々で、こちらも刺激的且つおいしい(笑)。
というわけで、これからの「家宴-IEUTAGE-」がますます楽しみになったのでした。
(今週末は4週目「対話」、これも行きたかった…)
(先週末、奈良・京都に行ってきまして、色々と書きたいのでありますが…)