Journal

Archive: Diary

Pro-Ject Audio | Essential

project_essential

昨日は、先月引っ越したばかりの弟宅へ遊びに町田市へ。軽く飲み食いしながら、おしゃべりしながら、レコードを聴きながら、まったりと過ごす。

で、弟宅にあるレコードプレーヤーは、上の Pro-Ject Audio の Essential(現行は Essential II )で、これは昨年、弟にどのレコードプレーヤーを買うべきか相談された、試行錯誤の結果なのだけれど。

僕が思うに、我が弟的にはぴったりな感じではあるし、本人も気に入っているみたいだけれど、例えば、値段の割には(一般的な感覚として)安っぽく見える(何というかDIYっぽいというか…)と思うし、入門機にしては調整も結構難しい、というのもあって、誰にでもオススメできるものではない、と感じているのだなー。

アナログブームで、安目のレコードプレーヤーを買ってみて、うっかりレコードにハマってしまった人達が、次にちょっと本気になって買うべきプレーヤー、これが、なかなか難しくて、もちろん、Technics の SL-1200系を買っておけば間違いないのだけれど…(あのごちゃごちゃしたデザインが好きかどうかという問題と、持っている人が多過ぎて、みんなアレになるのもなんだかなー、しかも、かなりの確率でインテリアと合っていないような気がするし…)。

というわけで、SONY の新しいやつにはちょっと期待していたり。

はい。

2016

富士山

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今年のテーマは、身体のメンテナンス。昨年末より通い始めた整体(自律神経機能回復狙い)、そして、歯医者…(行かねば…)。

Music of the Year – 2015

 
今年、僕が「最も心惹かれた音楽」メモ。ブライス・デスナーの『Music for Wood & Strings』(2015)。

ザ・ナショナルのブライス・デスナー(現代音楽家でもある)が作曲、ソー・パーカッション(パーカッション・カルテット)が演奏、しかも、カスタムメイド楽器“コードスティック”(上の映像参照)が用いられていて、その芳醇な響きといい、多層的な構造といい、かなり興味深い作品。

そして、今年のリリースでは全然ないけれど、Apple Music で出会い、レコードを探し求め、(週末のレコードの時間の度に)聴いていたのが、サム・アミドンの『I See the Sign』(2010)。サム・アミドン自体は相変わらずだけれど(笑)、このアルバムに参加しているニコ・ミューリー(ニコ・マーリー)、そして、ベス・オートン(サム・アミドンの奥さんでもある)が、それぞれに良い仕事をしていて、音楽的にとっても豊かになっている(ような気がする)のだなー。

で、音楽生活的には、Music Unlimited が3月でサービス終了し、だがしかし、9月頃から Apple Music(などなど)が始まり、ようやく日本にもストリーミングの波がやってきて、そのことが大きかったような(来年には非圧縮系のストリーミングも始まるのだろうか…)。

その他、よく聴いていたアルバムはこんな感じ(順不同)。

***

Sufjan Stevens – ‘Carrie & Lowell’(2015)←We’re all gonna die

José González – ‘Vestiges & Claws’(2015)←アナログで聴くべし

Mocky – ‘Key Change’(2015)←ライブ行きそびれ…

Lila – ‘Lila’(2015)←MPB系ではこれ

Africa Express Presents – ‘Terry Riley’s In C Mali’(2014)←アフリカ風ライリー

Tigana Santana – ‘The Invention Of Colour’(2014)←今年出たやつじゃなくて前作ね

Diggs Duke – ‘Offering For Anxious’(2013)←再燃(今年出たEPなども◎)

Sandro Perri – ‘Tiny Mirrors’(2007)←休日に最適!(アナログ入手)

***

それでは、よいお年をー。

bellroy | High Line

bellroy - High Line

懸案の財布問題。手ぶらでいたいけれど、ポケットにはなるべく何も入れたくない、というアンビバレントな欲求で、今年の始めに hmny の one mile Bag を買ったり、マネークリップを使ってみたりしたけれど、機能的(お札の取り出しやすさ)、心理的(お札を裸で持ち歩くことなど)に、あまり芳しく思えず、結局、財布に戻る。

この bellroy の財布は、新しくなった伊東屋(銀座)で見かけて、その自慢のスリムさに心惹かれ、これならばポケットに入れても気にならないし、見た感じもシンプルだし、価格的にも高くないし…、ということで導入(僕が買った、最もスリムなタイプの High Line は、そのとき伊東屋では扱っていなかったので、帰ってからネットで買ったのだけれど)。

今のところ不満はほぼなく、財布がちょっと硬くて紙幣が入れにくいことぐらい(皮なのでそのうち柔らかくなると思う)。

これで落ち着けばいいのだけれど…。

P.S. High Lineのチャコールは、ネット画像で見るより若干茶色っぽいので、ご注意。

Argerich

20151221_argerich

昨夜、録画しておいた『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』を見てて、劇中でチラッと上のアルバム(映画ではアナログレコード)が映り、「そういえば、このアルバム(名盤!)最近聴いてないなー」ということで、今朝から聴いているのだけれど。

映画としては、僕が勝手に期待していた内容(音楽家としてのアルゲリッチ)ではなく、「母として、女性としてのアルゲリッチ」だったけれど、なかなか興味深いドキュメンタリー。

というのも、監督が上のジャケット2人の娘さんなので、彼女にしか撮れない種類の映画であるから。

はい。