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Archive: Music

BQE

続き。で、どれもこれも素晴らしいのだけれど、その中でもあらゆる意味(音楽、アートワーク、映像、その全てのクオリティ)で圧倒されちゃっているのが、スフィアン・スティーヴンスの 『BQE』。

天才だとは思っていたけれど、今回は、何というか、「参りました」という気分。過剰なる天才。

で、このスフィアンのアルバムも含めて、近頃オルタネ系で交響曲的な傾向が多いような気がしていて、ジム・オルークもそうだし、タイヨンダイもそうだし… で、これも、(広義の)ポスト・クラシカル的な潮流なのだろうか。

うん。

the visitor

Please listen on speakers, loud ですか、ですよね。ジム・オルークの新譜『ザ・ヴィジター』、全1曲、約40分のインストゥルメンタル。アマルガムと客観的ペーソス。すごく良いんではないでしょうか。

スピーカースタンド、ステンレス製のスパイク受けから、黒檀「ぶっ刺し」に変更。音がより自然になったような。やはり「ぶっ刺し」に限る。後は、重低音がもうちょっと出てくれれば言うことないのだけれど、これがこのスピーカーの限界のような気がしないでもない。

サブウーファー導入か、KEFに戻すか。しばらく様子見。

タイヨンダイ

バトルス同様、何かが引っかかるタイヨンダイ・ブラクストンのソロアルバム『Central Market』。

確かにペトルーシュカみたい。そして、ジャケがいただけない(笑)。

ジム・オルークの新作試聴会、行ってみたいけれど、どうしよう。アップリンクだしなー。

「全1曲、約40分にわたるインスト・アルバム」かー。

もん。

FLAC

今日は、今日分の仕事のノルマを無事夕食前に終えたので、久しぶりに夕食後の音楽鑑賞。最近買ってきた、Castanets『Texas Rose, The Thaw and the Beasts』のLPを聴く(リンク先はCD)。

うーん、渋い。いい意味で。

で、FLAC。このレーベル(Asthmatic Kitty)のLPには、便利なことにMP3のデータがダウンロードできるコードが書かれた紙が入っているのだけれど(※僕が買った数枚調べ)、 今回、このカスタネッツのLPには「FLAC」と書かれたシールが貼ってあるではないですか(!)。

FLAC(Free Lossless Audio Codec)、iTunes 的にいうと Apple ロスレスなクオリティ。つまりMP3より音が良いというわけです。良いことなわけです。

色んな情報(?)を統合すると、デジタル音源系は FLAC がメインになりつつあるのか(も)。うん。

だがしかし、FLAC は iTunes でそのまま再生できないんだなー。うーん、締め出しなのか(?)。