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Archive: Music

The Beatles / LOVE

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ビートルズ『LOVE』のサラウンドは、こんなにも素晴らしいものだったのか。今日の今日まで、さっきまで気が付かなかった。。

というのも、リアスピーカーの音量設定に問題があって、今までは他のソフトと同じようにリアはちょっと小さめで聴いていたのだけれど、今日(打ち合わせ兼)遊びに来ていた human record・K君の「後ろ(のリアスピーカーのヴォリュームを)ちょっと上げていいですか?」という発言により、化けたのだった。リアにも、もの凄い量の情報が入っていたんだなー。(K君、ありがとう!)

いや~、まさに圧倒的。僕の中でのサラウンド御三家、ビョークもベックもコーネリアスも吹っ飛んでしまった。。

良いライブを観た後に来るあの心地よい疲労感に浸りつつ、後は、ただ「凄かった…」と惚けるのみ。

Beck

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「明日、渋谷に行くけど何かある?」
「パルコのZUCCAに行ってみて。ベックがいるかもしれないから。」

というのが、昨日交わした同居人との会話。ベック(ジェフ・ベックじゃないですよ)は現在来日中で、同居人はベックの大ファンなのだ。

用事を済ませ、帰りにパルコのZUCCAに寄ってみると、本当にいらっしゃるじゃありませんか!!(まさに、どんぴしゃ!)

普通に服を物色されているご様子。「そうだ、同居人のためにサインでも貰って帰ろう」と思い、スキを窺うこと小一時間。スタッフが離れたスキに、ご挨拶。握手して、サインをもらい、「金曜のリキッドルームでのライブに行くよ。楽しみにしてるね。」と伝える。(伝えたつもり。。)

有名なアーティスト的なオーラはなく、気さくでナチュラルな人でした。いい人。

こういうことってあるんだなー。安藤忠雄さんに遭遇したときのことを思い出したり。

CTI

cti

最近、CDを買うお金がないので(泣)、必然的に過去に買ったCD(やLP)を聴き直すことになっている。で、最近気に入っているのが、上の写真のウェス・モンゴメリー『Down Here on the Ground』などで、もっと言うと、CTIレーベルが気に入っている。(→CTIレーベルの全アルバムリスト)

僕が約10年ぐらい前にハマっていた、初期フュージョン、元祖イージーリスニングと言われるCTIレーベル。一聴、確かにイージーリスニングなのだけれど、よくよく聴くと(聴かなくても?)、奏者もメンバーも凄いし、アレンジも凄いしで、つまり、もの凄く良いわけです。さわやかなのに濃ゆいんだな~。

そして、CTIは、ジャケットのデザインも秀逸。60年代後半でこのデザインは早いのじゃなかろうか。

上のように、タイトル、写真、マークという要素、そして余白というフォーマットで(ほぼ)統一されているのだけれど、このルールが結構ユルいみたいらしく(?)、アルバムごとに、それぞれ余白が微妙に違っていたり、細かい仕様(写真にフチありとか背景色付きとか)が異なっていたりする。そいう展開が、また素敵。(後期になると、このフォーマットは使われなくなりますが。)

こういう後のデザインに影響与えるような仕事をやりたいというのが、夢のひとつだったりするのだなー。

ANTIKNOCK

昨日は、新宿アンチノックにて『デンジャラ祭り』。弟がギターをやっているスマイル&デンジャラーズ(というバンド)企画だったということと、兄がギターをやっているマークスマンも対バンだったということで、これは見に行かないといけないでしょ。

オーディオ好きな僕と、PAの仕事をやっている弟との会話。

弟「どう、このハコ(ライブハウス)の音は?」
僕「いいんじゃないの。ただ中高域にハリ(ピーク)があるね。
  そこら辺で好みが分かれそう。」
弟「ここは、全音域出し過ぎなんだよね。音でかいし。
  低音もとんでもない。」
僕「でも、悪い低音じゃない。これでブーミーだったら最悪だけど。」
弟「客が少ないとブーミーになる傾向はあるけどね。」

打ち上げのときの、兄と(兄の)友人とのエフェクター(多分)に関する会話。

友「これを使うとどうなるんですか?」
兄「音が大きくなる。」
友「ヴォリューム上げるのと違うんですか?」
兄「違う。なんていうか、いい感じに音が大きくなるんだよ。」
友「へえー」
兄「昔の卓にいい感じに音が大きくなるツマミがあって、
  その部分がこれに入っているらしいよ。」

やっていることはちょっとづつ(もしくは全然)違うけど、兄弟皆、音が好き、音楽が好きなんだなーと、しみじみ感じいる。

Somewhere in Time

somewhere

とあるレコードを探していたら、久しぶりにアイアン・メイデンの『Somewhere in Time』に出会う。写真は、その裏ジャケの一部なのだけれど、写真中央右上に注目。そう、「浅田彰」ってあるんですよ!

なぜ、ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル・バンド(長い)のアイアン・メイデンのジャケットに「浅田彰」とあるのか。

このアルバムをCDで聴いていた中学生の頃には、もちろん浅田彰さんのことなんかは知るはずもなく、ただ誰なのだろうと不思議に思った記憶があるくらい。その数年後、LPが安く売っているのを発見し、懐かしくて買ってしまったときに、このことに気が付いたのでした。

ということで、色んな妄想・憶測をして楽しむ。(浅田彰さんご本人は、このことを知っているのだろうか。)

こういう隠しアイテムっていいなあ。