Journal

Posts

オサレ

オルケストラ・インペリアルのCMより。薄ピンクのジャケット(!)に紫のパンツ(!)。モレーノ、オサレだなー。

タイポグラフィ

ドイツのある美術専門学校で講演したあとで、学生に「こんなにたくさん書体があって、もう新しい書体は要らないのでは?」と聞かれたとき、私はこう聞き返しました。「音楽の世界ではバッハがあった、ベートーベンがあった、ブラームスがあった、ビートルズがあった。じゃあもう新しい音楽は要らないね?」。その学生は「そんなことはない、必要です」と笑って答えたので、「私の答えもそれと同じです」と言いました。

小林章欧文タイプ・セミナー「実践アルファベット!」質疑応答より。

なるほどなー、と思う気持ちと、そうでもない思い(?)が交錯する。

そして、arial or helvetica? 、難しい。モニタで見ると分かりにくいですよねー(もちろん言い訳)。

そして、これ。凄い(!)としか言いようがない。

オーディオ・チューニング

いわゆるオーディオ用のラックから、普通のオーディオ用のラックに変更すると、音が変わる。僕の予想では、しっかりしたラックを選んだのだし、そんなに悪くはならないだろうと思っていたのだけれど、予想に反して、それはそれは“変”な音になった。

“変”な音。妙に軽いところがあるのに、低音はでていて(でも最低域はでていなくて)、芯のない音。そんな音(?)に苦しむこと約1週間。。

昨夜、ようやく解決(!)。あやうくオーディオ鬱になるところだった(笑)。

一番の変化は、ラックだったから、最初から最後までラックを疑っていたのだけれど、実は、あるラインケーブルが悪さをしていたのでした。このケーブルは、買ったときから不良品っぽいところはあったけれど、僕が持っているケーブルの中で一番高いものだったから、今まで使い続けて来たわけで、、、

で、このケーブルを外したとたん、芯のある(低音のある)音になったのだなー。一組の不良なケーブルがアンプにささっていることで、こんなにも音に影響するなんて、知りませんでした。恐ろし。。

まあ、ケーブル類の混沌具合が倍増しちゃったから、色々なノイズを拾いやすくなっているのかもしれない。

何はともあれ、解決してよかった(まだまだチューニングは続きますけど)。

粋な男

先週届いていたのだけれど、バタバタしていて見れて《ら抜き表現》いなかった、カエターノ・ヴェローゾ『“粋な男”ライブ』を見る。

最初、音が悪いなーというありがちな思いに囚われるが(笑)、途中からは、そんなことなどおかまいなしの、涙あり、笑いありの素晴らしいライブ。国際フォーラムでのライブを思い出したり。

このDVDは、日本語字幕付き(これが売り)なので、歌詞の内容が(ほぼ)リアルタイムで分かるわけで、これはスペイン語・ポルトガル語の分からない僕には、とてもありがたいのだけれど、「音楽にとって“歌詞”とは何か」ということを、つい考えてしまうのだなー(基本的に、歌詞の内容が分からなくても音楽に感動できる体質なので)。

誰かが「“歌詞”というのは、結局、聴く側の問題ではなく、歌う側の問題である」と言っていて、「歌い手がいかにその感情(とかそういうもの)を表現できる(・しやすい)かということが重要である」そうで、なるほどなーと思ったり。

という感じで(?)、去年から歌詞のことを考え続けているわけです。