先日、思文閣銀座にて、コンラッド・ヨン・ゴードリー「還る INSIDE」展を見てきまして。
ゴードリーさんの絵は、何年か前にネットで見かけて好きになり、いつか生で見てみたいもんだ(絵の具の厚盛り具合など)、と思っていたのだけれど、今年の3月にふらっと行った那須の 04 STORE に、彼の絵に似た小さな作品がさり気なく置かれていて、まさかね、と思いつつ裏を見てみると、ちゃんとゴードリーさん名が記されているではないか(!)。
で、その絵をしげしげと見つめ続けていると、店員さんに話かけられ、「これはオーナーが買ってきたんですよ、ときどき日本でも個展を開いてますよ」ということを教えていただき、それからしばらくネットで張っていたら、今回の個展を知ることができた、というわけです。
生で見るゴードリーさんの絵は、想像通りの素晴らしいもので、思文閣銀座の雰囲気(内装)も素敵で、いやー良かったです。
ただ、実は半ば本気で、彼の小さな作品(12×9cm)を買おうと思って行ったのだけれど、想像以上にお高くてですね、見事撃沈…。僕にとって、アートはまだまだ遠い存在(?)のようだ…。
はい。
(バタバタにつき、1週間程更新できないかもです…)
(音楽の話が続きますが、こちらも)遅ればせながら、Dawn of midi『Dysnomia』にハマりまして、ハイレゾ音源を買いまして。
いやー、それにしても、なんてかっこ良い音楽なのだろう(!)。簡単にいうと“人力テクノ”になってしまうのだけれど、それだけでは収まらない“何か”がこのアルバムにはあるのだなー(まだまだ聴き込み中なのでうまく説明できない…)。
というわけで、久しぶりに充実した音楽生活を送っているのでした。
週末は名古屋でち。
遅ればせながら、クヤテ=ニールマン『カンガバ』にハマり、(非圧縮なデジタルデータが簡単に手に入りそうになかったので)久しぶりにCDを買いまして。
内容は、
西アフリカの伝統的な木琴“バラフォン”と、ジャズなどでも使われる鉄琴“ヴィブラフォン”との共演を、ベース+ドラムの伴奏をつけて聴かせる名作。バラフォンを演奏するのは、カッセ・マディ・ジャバテの『キリケ』にも参加していたランシネ・クヤテ。そしてヴィブラフォンは白人演奏家デイヴィッド・ニールマンが担当。西アフリカの伝統に根差したマンディングの音楽に、ジャズのインプロヴィゼイションを取り込み、新しいテイストのアフリカン・ジャズを目指した2008年作品。
こんな感じなのだけれど、僕的にはジャズというよりは、ポストロック(トータスっぽい?)な匂いを感じていたり。
そして、このアルバムを出しているフランスのレーベル、No Format! に注目し始めるのであった…。
(つづく)