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暇と退屈の倫理学

國分功一郎,著『暇と退屈の倫理学』、読了。数年前に耳を悪くしてからというもの、オーディオという趣味を半ば諦め、同様に音楽鑑賞という(中学生の頃からの一番の)趣味にも一定の距離を置かざるをえないわけで、つまり、以前より「暇」が増え、漠然と(本書にもあるように)「なんとなく退屈」という心的状況が続いてまして、それで、読んでみたのでした。

著者が言うように、本書の結論に意味があるというよりも、「本書を通読するという過程を経てはじめて意味をもつ」ような、哲学的な思考法を学んでいくような、そんな感じ。

私的には、ハイデッガーによる退屈の3つの形式や、ユクスキュルの「環世界」という概念が、思考の道具として使えそうな、そんな感じ。

とりさらわれたい、動物になりたい。

突難との共存

スガシカオさんも突発性難聴だったのかー。ブログを読み、しばし共感。

気晴らしに好きな音楽を聴いても、左右で音がバラつき、ステレオで聞こえないからつまらない。
世界の終りのような気分だ。

分かります、分かります。

僕の場合も、日々の状況は微妙に変化していて、最近は調子良く安定はしているけども、
音楽を中音量(大音量はムリ)で聴くときは、3〜5曲くらいしか連続で聴けないのだなー。

なー。

伊豆

週末は伊豆へ。初めての釣りをしてみたり(カメラを忘れていったのがアレだったけれど…/というわけで写真は船上での iPhone 撮影)。

本栖湖

本栖湖より望む富士山。昨日、天気があまりにも良かったので、ちょっと遠出(なので、今日は振替平日)。それにしても、富士山、ヤバい。