DAC→AMP間をRCAからXLRに交換(ケーブルの話です)。ちょっとしたことでノイズが出てしまう現象は、無事解決。やはり、高級だけれど不良だったケーブルをムリクリ使っていたときに、RCAジャックを傷めつけてしまっていたようだ。
初めて使う、キャノンケーブル。「カチッ」という装着感がなんとも安心。プロっぽい感じもするし。
肝心の音質については、見極め中。最初、何か音がアメリカっぽくなったなー、ベルデンだからだろうか(?)、と思いきや、前のケーブルもアメリカ製(オーディオ・クエスト)だった、と気付いたり(笑)。
アンプの上の、よくオサレアイテムと勘違いされている干支の置物「天羊」は、猫除け(笑)。
あ、数日前に「あることで疲弊した」と書いたけれど、それはケーブル交換作業のことで、買ったケーブルが(考えが足らず)短すぎため、レイアウト変更も否めず、(途中ふて寝してしまうくらい)大変なことになっていたわけです(!)。
結果、上の写真のようにすっきりとなったからいいんですけど。
というわけで(?)、「いつでもどこでも手軽に音楽が聴ける」というのが現在の聴取環境の主流( iPod がその代表)なのだけれど、そうなると、カウンターカルチャー的な動きが当然出て来てですね、「それは本当に豊かなことなのか」となる。
まあ、「豊かかどうか」は別にしても、「音楽に対する姿勢」や「音楽の在り方」が変化していることは確かだと思う。音楽が「総BGM化」している、と極端なことをいう人もいるくらいで、でも、まあ、音楽がサブであって、メインではないケースが多いのも事実だと思う。
そういう時代だからこそ、「絵画を愛でるように」、「映画を観るように」、腰を据えて音楽のみを聴くことが重要性を持つのではなかろうか。
そして、それを可能にしているのが「音楽喫茶」である。
と語ってみる。穴がいっぱいあるなー(笑)。
下の名刺大のフライヤーを僕の友人・知人たちに渡したとき、「音楽喫茶って何? 何をやるの?」と聞かれることが多くてですね、「音楽を聴くための喫茶店なんです」と答えると、「そんなの家で聴けばいいじゃん」と言われてしまう始末。
それもそのはずで、僕の友人・知人たちは30歳前後が多いから、音楽喫茶のことを知らない人が多いのも無理はない(僕だって数店しか行ったことがない)。
音楽喫茶、それがクラシックを流すのなら「名曲喫茶」と呼ばれ、ジャズを流すのなら「ジャズ喫茶」と呼ばれているようだけれど、wiki で調べてみると、1950年代に発祥したらしく、当時、ソフト(LP)やオーディオが高価で、個人では購入できなかったため、それらが揃っている音楽喫茶に行って聴く、という構図だったらしい。
当然、ソフトもオーディオも安価になった現在、まさに「そんなの家で聴けばいいじゃん」なわけで、音楽喫茶の数は激減しているわけで、なぜそんなご時世に「音楽喫茶をやるのか」というのは、当然的必然的な質問だったわけです。
続きます(仕事します)。
土日に会うであろう友人・知人に渡すために、急いで作った名刺大のフライヤー(モノクロコピー)を拡大。もっとちゃんと作ろうと思っていたのだけれど、どうやら時間が取れそうにないので、いろいろと整合性に問題もありありですが、これで行きます(笑)。
閑話休題。
僕がDJを務める、音楽/喫茶「ブラジル音楽」特集の告知です。
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Studio K’s にて毎月最終土曜日に行われている『音楽/喫茶』。6月は、カエターノ・ヴェローゾを中心とした「ブラジル音楽」特集。最高度に調整されたオーディオから放たれる「良い音」で「良い音楽」を味わう。
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カメラマン、オーディオライターである山本耕司氏の多目的スタジオ「Studio K’s」。そこには、伝説の名器”マランツ7″を中心としたオーディオシステムがあり、広い音場と高解像度を実現した、真に「良い音」を聴くことができます。そこで、カエターノを中心としたMPB(ブラジルのポピュラー音楽)の名曲の数々を聴きまくってしまおうという企画です!
ライブでもクラブでもない、古くて新しい空間「音楽喫茶」。iPodで聴く「いつでもどこでも」的な音楽もいいですが、そういう時代だからこそ、音楽のみを集中して聴く、「映画を観るように音楽を聴く」時間を、お楽しみください。
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日程:2008年6月28日(土)
時間:1:00pm-7:00pm
(7:00pm〜 懇談会あり/食事・ワンドリンク付き 3,000円/要予約)
場所:Studio K’s
東京都文京区湯島1-10-13 木賀ビル2F
地図、google map
メニュー:(料金にはチャージ代が含まれています)
ソフトドリンク(ドリンクバー方式) 1,000円
飲み物とセットでシフォンケーキ 500円
ビール 1,000円
特集:カエターノ・ヴェローゾを中心とした「ブラジル音楽」
カエターノ・ヴェローゾ、モレーノ・ヴェローゾ、ドメニコ、カシン、アドリアーナ・カルカニョット、ジョアン・ジルベルト、ジルベルト・ジル、ミルトン・ナシメント、トニーニョ・オルタ、、、and more…
企画:Studio K’s
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それでは、みなさんのご来店、お待ちしております。
ELECOM、BlackGrast シリーズの「硯」。マウス問題、とりあえずこんなのを飼ってみました。
普段ならこういう感じのあれな商品は買わないのだけれど(笑)、しっとりとしたマテリアルが手になじみそうなのと、色が真っ黒っていうのもいいかも、白から黒って変わった感じがするし(!)、という感じで選抜。
いいところ。「従来のLEDを使った光学式に比べて認識率が高い高精度レーザーセンサー方式」を使っているそうで、白い机でもマウスパッドなしで使えるようになった。
よくないところ。その高精度のせいか、めちゃくちゃポインタが速い(!)。マウスの「軌跡の速さ」を一番遅いのより一目盛り前にしているのだけれど、それでも速い(一番遅いのはちょっと遅い)。ドライバ不要タイプだから、純正のドライバもないし。
あと、やはり軽い。なぜか肘が痛くなる。と書きつつもだんだん慣れてきた感もあり。もう少し使ってみるべし。
『事典 世界音楽の本』に書いてあった、
スピーカーの振動そのものと向き合うこと。スピーカーの向こうに神を見ないこと。
という大友良英さんの言葉を考える。