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Archive: Book

私的大学院

ひとつ前の続き、茂木さんのブログからの抜粋で、

大学院とは、最初は辞書を引きながら1週間かかっていた論文が、10分とか20分とかで読めるようにするところである。

というのがあって、これに妙に納得。

僕は、大学院はおろか大学すら出ていないけど、僕の人生のなかには、自分にとっての“大学院”的な時間があって、それは、グラフィックデザイナーからドロップアウトしてフリーターをやっていた時期の、前半2年に当たる。何かに取り憑かれたように(仕事以外のほとんどの時間、)本を読み、気になった文章や分からない単語がでてくると付箋を貼りまくり、読書に疲れると、気になった文章の抜粋、分からない単語を調べる作業に取りかかる。といった感じだった。

その時期に読んだ“小難しい”本のことは、今となっては、ほとんどというより全く憶えていないのだけれど(笑)、それ以前よりは、確実に論文的な文章を読めるようにはなった。

そして、本題に入る…

偶有性

買っておいた、BRUTUSをダァーッと読んだのは昨日のこと。今号の特集は「脳科学者ならこう言うね!」ということで、茂木健一郎さんがフィーチャーされている。

内容は、とても面白く・刺激的で、書きたいことも色々とあるけれど、僕的には、特に“偶有性”という言葉に惹かれた。

“偶有性”とは、「半ば予想できて、半ば予想できない。半ば規則的で、半ばランダムな現象の性質」のことらしく、なんだか自分の好きなもの、やりたいことを端的に表している言葉だと思ったのだ。

例えば、僕の好きなブラジルのポピュラー音楽で言うと、基本的にはグローバルなポップスやロックなどの影響を受けつつも、(日本人の僕にとっては)意外なリズムがあったり、メロディの組み合わせだったり、展開があったりして、それが非常に「うわぁ~」と快感だったりする。

僕の目指しているデザインも、まさにそういうことで、「違和心地良い」なんて言ってきたけれど(笑)、これからは「偶有性を含んでいるのです」なんて、知的そうに言えばいいのだ。

ナニゲに続く…

Deep MPB

mpb

K君からずっと借りている『domingo―music for sunday lovers』と『トロピカリア』を読み終え、UPLINKでの『ディープ・ブラジル上映会』に行ってきた。のは昨日のこと。

『ディープ・ブラジル上映会』は、ディープ過ぎて(笑)、僕にはちょっと早過ぎた感があったけれど、写真の2冊の本は、おもしろく、特に『トロピカリア』は非常におもしろかった。今までは、歴史的背景を知らずして、MPBを聴いてきたわけだけれども、なんどかとんでもないことになっていたんだなーと、しみじみ興奮。カエターノやジルが好きな人は、間違いなくハマるでしょう。

あ、MPB (エミ・ペー・ベー)とは、Musica Popular Brasileira(ムージカ・ポプラール・ブラジレイラ)の略、つまり、もの凄く簡単にいうと、ブラジルのポピュラー音楽のことです。僕の好きな音楽ジャンルのひとつ。

ABZ

abz

昨日は、恵比寿。SOURCE objects にて素敵な品々を物色後、すぐ近くの 歩粉(hoco)にてお茶。歩粉には初めて入ったのだけれど、なかなか素敵な感じ。内装は、チクテ・カフェとか、カフェの方の横尾的な「古いものを大事に使う」系で、スコーンもおいしかった。値段は少し高いけれど。

そして、代官山。collexSPEAKFORの下のフロアにて、ギャラリースタイルのブックショップ “BOOKS” をガン見。その結果、上の2冊を購入。英語がもっと堪能であれば、もっともっと欲しい本があったのだけれど。

今日。いわゆるチラシを作り、PingMagに出ていた「パントン・チェア」が欲しいなーと思いつつ、たくさん届いた荷物を開梱。うふふ。

活字

susumu

活字、やはり良いです。沁みます。昨日で最終日だった『印刷解体 vol.3 LAST!』にて購入。

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『FLOW─韓氏意拳の哲学』より、本日の抜粋(笑)。

 世界は彼方にあるものではなく、ここにまさに「ただそうある」という存在としてあるのだが、なかなかそれに気づけない。
 気づけないのは、生きていると「生きている事実」に慣れてしまい、「これも見た。それも見た。あれはこれと同じだ」と同定していくことが社会性のある判断であり、客観的な見識だと思いがちになってしまうからだ。

「これも見た。それも見た。あれはこれと同じだ」っていつも思っている自分を戒めます。