松田行正,著『眼の冒険』を読み終える。写真は、カバーをとった表紙で、「スーパーマンIII 電子の要塞」オープニング・スラップスティックのフローチャートの部分。
内容は、デザインの現場で連載されていたものを纏めたもので、もちろん面白いし、勉強になるのだけれど、最も感心したのが、上の写真のような図で「よくもこんな図を作ったなー」と(このような図表がたくさん出てくるのですよ)。
この「過剰」さを学ぶ。というより思い出す。
僕も、何年か前までは「普通、こんなの作らないよねー」という類のものを苦にもせず黙々(ニヤニヤ)と作っていたりしたけれど、昨今では「そんなことやってもお金にならない」などのいわゆる大人な理屈によって躊躇していたんだなー。
下手な想像力が、創造力の邪魔をする。まずは、やってみる。それから、考える。
うん。
昨日は、池田亮司:datamatics [ver.2.0] 完全版を見に、恵比寿ガーデンホールへ。内容は、まあこんな感じです。
予約した席がB列だったので、まあまあいい席かなーと思いきや、なんと一番前(!)。A列はなし。ちょっと見上げなきゃいけなかったので、首は疲れるし、スピーカーは近いし。。
でも、[prototype] を国際フォーラム(ホールC)で見たときよりも、画質(スクリーンにシワがなかったし・笑)も音質も良かったことがなにより。ただ、ホール後方からの空調(?)の音が残念(S/Nに影響あり)。
で、肝心の内容は、相変わらずの圧倒的。とにかくすごい。宇宙とか、真理とか、突き詰めると対極とか、そういうチープなことを言いたくなっちゃうくらいに(笑)。
そして、「過剰」ということについて考えてしまう。才人というものは、結果はどうであれ、とにかくどこかに「過剰」であるところがある(と思う)。
ただ、前後半に分かれていたのが、どうなんだろうとか思う。
昨日、15日は、ミンコの暫定誕生日。満6歳。本マグロ(の猫用缶詰)をプレゼント。「来年からは、3月5日、ミンコ(305)の日を正式な誕生日とする」という辞令が下りる。
注文していた『事典 世界音楽の本』がようやく入荷したとのことだったので、雨だったけれど、渋谷タワレコへ。
なぜ、タワレコで本を買うのか。それは、ポイントカードのため(笑)。今日は、「6,000円以上お買い上げの方には、さらに200ポイント!」だったので、約500円分ほど貯まる。
そのポイントカードで、CDを買うべきかDVDを買うべきかうにうにと迷っていたため買えていなかった、アドリアーナ・カルカニョット『Publico』を買う。ライブ盤だから、やっぱり、DVDの方を買えばよかったかも。。
その後、warszawa を視察(笑)。世の中にはまだまだ知らない音楽がいっぱいある。
明日は、音と戯れる会、後、コーネリアス『SENSURROUND』視聴会。明後日は、Afterhours、後、池田亮司:datamatics [ver.2.0] 完全版。
楽しみ。