買っておいた、BRUTUSをダァーッと読んだのは昨日のこと。今号の特集は「脳科学者ならこう言うね!」ということで、茂木健一郎さんがフィーチャーされている。
内容は、とても面白く・刺激的で、書きたいことも色々とあるけれど、僕的には、特に“偶有性”という言葉に惹かれた。
“偶有性”とは、「半ば予想できて、半ば予想できない。半ば規則的で、半ばランダムな現象の性質」のことらしく、なんだか自分の好きなもの、やりたいことを端的に表している言葉だと思ったのだ。
例えば、僕の好きなブラジルのポピュラー音楽で言うと、基本的にはグローバルなポップスやロックなどの影響を受けつつも、(日本人の僕にとっては)意外なリズムがあったり、メロディの組み合わせだったり、展開があったりして、それが非常に「うわぁ~」と快感だったりする。
僕の目指しているデザインも、まさにそういうことで、「違和心地良い」なんて言ってきたけれど(笑)、これからは「偶有性を含んでいるのです」なんて、知的そうに言えばいいのだ。
ナニゲに続く…
この携帯は、もうかれこれ5年くらい使っているのだけれど、別に気に入っているとかそういうことはなくて、ただ特別に惹かれる携帯が発売されなかった、もしくはタイミングを逃していただけで、、、
で、でも、さすがにボロボロだし(恥)、でかくて重いのも我慢できないので、半年前くらいから買い換えようと、新しい携帯が出るたびにショップに見に行っていたのだけれど、最近のauには、僕好みのデザインは皆無。。
MNPも始まったし、SoftBankにでも乗り換えようかと真剣に考え始めた矢先、本日付のau携帯電話の新ラインナップに、MEDIA SKIN の名前があるではないか!
待ってましたよ。
土曜は、foomroom Tokyo、日曜は、音と戯れる会と、病み上がりにはハードな土日だったので、今日は、勝手に振替休日(笑)。フリー冥利に尽きる。
ゆっくり休んで、土日に学んだことを咀嚼する。
風邪で寝ている間、寝室のBOSEでヘビロテだったのが、上のひげもじゃの彼、デヴェンドラ・バンハート。フリー・フォークの旗手。
僕が彼に興味を持ったのは、去年の10月に買ったシベーリの『デンキ仕掛ケノ枯葉』についていたボーナスDVD(写真左)を見ていたら、「この人、知ってる」と同居人。シベーリとデュエットしているひげもじゃの彼が、ベックの『Information』のDVDにも出てるということで、すぐに確認(写真左)。おお、確かに、巨大な櫛でベックの髪をとかしているではないか。が、きっかけ。
さらに、ライナーノーツによると、彼が「10代の頃にもっとも影響を受けたアーティストは、カエターノ・ヴェローゾ」だそうだし、何よりもシベーリとデュエットしている「ロンドン・ロンドン」(カエターノの曲)がとても好印象だったので、ならば、買って聴いてみようではないかということに。
それで、彼の一番新しいアルバム『クリップル・クロウ』を買い、始めは、そんなでもなかったのだけれど、その全体的な“ゆるさ”と、個性的な(独特な魅力のある)ヴォーカルに、じょじょにハマっていったわけです。(ゆるゆるふわふわなんですよ。)
素晴らしいです。デヴェンドラ・バンハート。
せっかく、KEF(スピーカー)が治ったというのに、僕は風邪をひいてしまったようだ。コホッ、ゴホッ、、、
リオのビーチのサラウンド音源でも流して、暖かい気持ちになろう。