好きすぎて日本盤までにも手を出してしまった。廃盤だけに高いのだ。(アマゾンのマーケットプレイスの値段よりは安く入手したけど/US盤は簡単に手に入る)
歌詞の意味が知りたかったのと、ボーナス・トラックが聴きたかったから買ったのだけれど、中原仁さんのライナーノーツに、なんというか、感動してしまった。僕が聴いていて知りたかったこと、新たな事実、仁さんのささやかな意見と、情報のバランスが素晴らしくよいのだ。
そして、
モレーノと父カエターノが共作した「セルタォン」。近頃、こんなに静謐な美しさから始まる、若手ミュージシャンのファースト・アルバムがあっただろうか? モレーノの歌にはもちろん父の影響が出ているが、アート・リンゼイに通じる審美眼や、ショーン・レノンに共通する感性もあって、静かで数少ない言葉がとても多くのことを語りかけてくる。
この言葉に深く頷くとともに、ちょっと鳥肌。僕が考えていたことをズバリと書いてらっしゃる。(ショーン・レノンはほとんど聞いたことないですけど…)
あ、ボートラは、良性の蛇足でした。悪性ではないですけど、、、
あんな姿や、こんな姿を見せてくれていた隣の空き地の木が(昨日)倒された。実に痛々しい。。
話は変わる。シベーリが、カエターノの「ロンドン・ロンドン」をカバーしているのだけれど、そしてそれが最近のお気に入りの曲なのだけれど、シベーリといっしょに歌っているデヴェンドラ・バンハートのことが気になっている。彼は、“フリー・フォーク”の筆頭格らしい。フリー・フォーク?
代官山にて、屋上にドーム発見。写真じゃ分かりにくいけれど、「オムニ・スフィア」だと思われる。フラーのデザインかと思っていたのだけれど、「バックミンスター・フラー博士の建築コンセプトを基に、米国ワールドシェルター社のクレーグ・チェンバレン博士が開発」されたものだそう。
そういえば、グルビの事務所の上にも似たようなドームがあったようなと思い、Google マップで調べてみると(笑)、確かに白くて丸いものが見える。
フラードームに憧れはあるものの、住むのにはちょっとなーと思っていた僕には、この「屋上にドーム」案がぴったりなのかとしれないと思うのであった。(このオムニ・スフィアは、輸入販売中止になってますが…)
昨日は、Afterhours さん宅にお邪魔して、おいしいコーヒーをいただき、さらに「足温マット」を譲っていただく。これで、寒い冬への恐怖がやわらぐ。
今日は、ずっと欲しいと思っている薄手のジャケットを探しに代官山へ。オシイものもあったけれど、ベストではないため今回も見送り。それから、collex で「北欧ワンダーマーケット」を見、collex LIVING で、普段使い用にと、イッタラのマグカップを買う。店員さんの積極的な接客がなければ、とても素敵なお店なのにと思ったり。上の写真は、collex LIVING のディスプレイ。かわいい。
その後、代官山のドロールでお茶し(食べものと飲みもののおいしさの両立はやはり難しいのかと思い耽り)、帰りに、西荻窪の本むら庵で夕食。おいしくて幸せ。
「うまい」じゃなくて、「おいしい」って感じなんです。
昨日、WOWOWで(放送されるのを楽しみに待っていた)『ジェイミー・オリバーの給食革命!』を見た。
この番組は、セレブレティ・シェフ(?)のジェイミー・オリヴァーが、イギリスの「20年前に政府の管轄を離れ民間業者に委託されるようになって以来、質の低下が問題となっていた」あまりにもひどい学校給食を改善しようと奮闘する姿を描いたもの。
それにしても、イギリスの学校給食には驚いた。完全たるジャンクフードなのだ。主に、フライドポテトにハンバーガー、野菜はなし(と言っても過言ではない)。調理師たちは加工食品をただ温めるだけ。現実に『スーパーサイズ・ミー』な生活がここにあったのだ。(一食あたりわずか37ペンス=日本円で約80円という予算にも驚いたし、給食に塩を使ってはいけないというのにも驚いた)
しかし、この番組が全英で放送されたことによって、大きな反響を呼び、世論を動かし、政府もちゃんと動いてくれたみたい。素晴らしき番組、素晴らしきジェイミー。(アメリカ、そして日本は大丈夫なのだろうか。。)
そういえば、僕がジェイミーを好きになるきっかけになった『ジェイミーのラブリー・ダイニング』のDVDが、来月ようやく発売されるらしい。楽しみ。