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おとなしく

3回目の聴力検査。結果は、先週と変わらずだったけれど、注射は今日で終わり。後は、薬による治療を4週間続け、再度、検査となる。というわけで、後1ヶ月はおとなしくしていようと思う。

現在の耳の状態であれば、一般的な生活でいうと支障はないのだけれど、音楽を真剣に聴くということになると、そうはいかない。右耳の中低音が少し落ちている状態というのは、オーディオマニア(の端くれ)としては、やはり気になってしょうがないのだ。

11/2の梅窓院での「farewell,njp」(坂本龍一、carsten nicolai & raster-noton artists、浅田彰、他)、11/9のジョアン・ジルベルト最終公演までには、完治していることを祈る。

上田さん

6年前、某デザイン事務所に所属していた僕は、おつかいで、あるカメラマンの事務所兼自宅にプリント(バライタ)を受け取りに行く。チャイムを鳴らし玄関を開けると、スリッパを丁寧に拭いている40代半ばくらいの物静かな男がいた。僕が用件を言うと、きれいになった(使い込まれているけど素敵な皮の)スリッパを足下に並べ、奥の部屋に促してくださった。プリントの説明を受けているとき、その男が、写真家・上田義彦であるのに気付く。僕は彼の顔を知らなかったのだ!

ワンショット・○百万と言われる方が、自らスリッパの手入れをし、下っ端な僕にとても丁寧な態度で接してくださったことが、とても感動的だったのだ。「横柄且つ殴る蹴る当たり前」の広告業界(というより某事務所?)にいた当時の僕の、一筋の光明的逸話。

先週の『プロフェッショナル』を見て、この話を思い出したのでした。(本当の彼がどんな人かは知りませんが)

napster

napster

タワレコにて、かわいい「しおり型フライヤー」をもらったので、ナップスターを試してみたのだけれど、Mac不可、iPod不可ときた。Apple締め出しですか。

でも、月額で音楽聴き放題っていうスタイルは新しい。(けど、全然話題になっていない気もする。)

Table Tennis Table 2

ttt

そうか、青葉益輝さんも使っていらしたのか。「卓球台を多目的テーブルとして使うというアイデアは、このオフィスの内装をしたインテリア・デザイナー、倉俣史郎さんと話し合っているときに生まれた」そうで、写真奥のグリーンのロールカーテンも卓球台を中心にしたコーディネイトだそう。と言っても、この写真はブルータスの2号(1980年8月)から撮ったものだから、今はどうかは知りませんが。

以前のエントリーで、松本弦人さんが卓球台を仕事机として使っていると書いたけれど、案外、こんなところに根があるのかもしれない。

それにしても、オクタヴィアンさんに頂いたブルータス(創刊号~)はすごい。情報の高密度&パワーにおののきっぱなし。

30dB

聴力検査の日。1週間の治療の結果は、60dB→30dB、つまり、健常者ギリギリのラインにまで回復!(拍手)

ちなみに、左耳は10dBなので、まだ左右の差はあるけれど、詰まった感じや、耳鳴りなどは、ほとんどなくなったので、とにかくよかったよかった。と言っても、油断なんかは勿論せず、もう1週間、薬と注射を続けて「完治」を目指す。

大事な大事な耳ですもの。