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PONO

先月発売されたベックの新譜『Morning Phase』、とっても良いアルバムだと思うのだけれど、特にハイレゾ(96kHz/24bit)で聴くと本当に気持ち良くてですね、ヴォーカルの生々しさといい、ストリングスの包容感といい、どこまでも低いベース、どこまでも気持ち良いドラムといい、実体感というか、ライブ感というか、とにかく素晴らしくて、中年はもう(前に書いた192kHzのマイルス以上に)大喜びなのだけれど。

ただ、この素晴らしいハイレゾを(ちゃんと)聴くにはちょっとしたハードルがあって、ハイレゾ対応のプレーヤーやアンプ、または USB DAC やオーディオインターフェースなどのオーディオ機器が必要になってくるわけで、一般的にはまだまだ敷居が高いのが現実だと思うし、ちょっとややこしいところもあるので、ちゃんとハイレゾ再生出来ていないのに「これがハイレゾかー、ふーん」という感じに、なんちゃってハイレゾを聴いている人も(実は)多いのかもしれない、と勝手に心配していたり…(ソニーも頑張っているみたいだけれど…)。

で、まさにそんなとき(先週ね)、ニール・ヤング先生の PONO の発表があり、「おおっ!」となっていたわけです。簡単にいうと、ポータブルハイレゾプレーヤー(PONO/上の写真)とハイレゾ・ストア(PonoMusic/今のところ日本未対応…)なんだけれど、Kickstarter の盛り上がり(現在4億円超え!)を見ても、PONO の中身(コンデンサー!)を見ても、なんだかかなり期待できそうな気がしているわけです(ハイエンドなオーディオメーカーの Ayre や AudioQuest なんかも関わってるみたいだし)。

つまり、PONO さえ手に入れれば簡単に(ちゃんとした)ハイレゾを楽しめるし、今はまだ少ないハイレゾ音源にしても(ニール・ヤング先生のお力で)そうそうたるミュージシャン達が PONO に賛同しているみたいなので、こちらも期待できるんじゃないかと。

というわけで、PONO のこれからが楽しみなわけです。

はい。

(本当はPONOとハイレゾについて書きたかったけれど、疲れが溜まる中年だもの…)

那珂川町馬頭広重美術館

昨日は(今年に入って随分とウチにこもりがちだったので)、久しぶりにふらっと遠出、栃木へ。7年ぶりの 1988 CAFE SHOZO と、初めての那珂川町馬頭広重美術館

CAFE SHOZO、今回はコーヒーもおいしくいただき(笑)、トーストもスコーンも、大人なかぼちゃのプリンも全部おしくて、いやー、本当に良きカフェだなー。

隈研吾設計ということで行ってみたかった広重美術館(写真上)も、さすがのスパーンと気持ち良い空間(展示は少し少ないけれど)。

というわけで、良い感じに気分転換ができたのでした。

はい(今週もがんばりましょう)。

猫、12歳

我が愛猫ミンコが12歳に。お通じは相変わらずアレなので、他のフードを混ぜたり(ヨーグルトも続行中)だけれど、他は問題なし。

老いてますますかわいい。

HPDM-2913HV

自分への誕生日プレゼントと称して、AETの新世代ターンテーブルマット HPDM-2913HV を買いまして(誕生日はまだ来てませんが…)。

「低歪み特性」と「内周部のトラッキング性能向上」などなどに期待して導入したのだけれど、レコードを数枚聴いた感じでは確かにそのような効果を感じるので、まずは一安心(今まで使っていた東京防音のターンテーブルマットと比べると、です)。

そして、HPDM(ハイ・ポリマー・ダンピング・マテリアル)はゴム系よりも経年劣化は少なく長く使えるそうなので、その自慢の「耐久性」にも期待。

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今回購入したのは、上のリンクのアマゾンではなく、価格、送料、在庫状況、安心感などなどを総合的に見て、ヨドバシ.com で買ったのだけれど、これが驚くほどスムーズかつ迅速(!)、でしたよ(ポイントも10%ついたし)。