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Archive: Diary

オブ・ベネズエラ

グスターボ・ドゥダメル指揮、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ、観てきました。東京芸術劇場。池袋。

いやー、楽しかった。エキサイティング、ファンタスティック(!)。ここ一番(トゥッティ)でのパワー、ドライブ感はもう圧倒的(!)。

これに、彼らが年を重ね、“深み”(とかテンションを保ちつつのある種の“丁寧”さ)が出て来たら最高だろうなー、とか思うけれど、そのときにはこの圧倒的な“パワー”が減衰しているのだろうなー(笑)。

それはそうとして、「クラシック音楽を演奏させることによって、貧しい子供たちを善良な市民に育成し、麻薬や犯罪から守り、社会の発展に寄与させることができるという(国家的)プロジェクト」、素晴らしいと思います。

「音楽は社会を変える力となる」、うん。

今日は、フリー・インプロヴィゼーション。

キューオン

AB誌のマルチフォーカスを読み、そういえばこの部屋にも“妙な響き”があるんだった(とようやく)思い出し、色々試してみたところ、スピーカー間の真ん中、試聴位置の真っ正面にキューオンくんを貼ることによって、“妙な響き”は治まった。

これはこれで、現代美術みたいでいいのかもしれないけれど(笑)、できれば、素敵にアンティークな(デコラな)額を飾りたいと思うのでした。

オーディオが迷走していると、もうひとつ調子がでない、気がする。

あ、水曜に急遽、久しぶりにオーケストラを聴きに行くことに。仕事中に愛聴している OTTAVA amoroso の林田さんが押している、グスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネスエラ(長い!)、なんだけど、

ベネズエラの若者たちで構成されたこのオーケストラのもたらす衝撃は、あの「のだめカンタービレ」のR☆Sオーケストラに匹敵するものがあるはずです。

だそうです。本当は、アルゲリッチも出る木曜の公演の方に行きたかったけれど、木曜はジム・オルークなんだなー。

DRETEC|デジタルスケール

デジタルスケール(クッキングスケール)を買う。グルビの伊藤さんの真似をして(笑)、DRETEC|クリスタルスケール

ダイエット中の猫のごはんをちゃんと量りたかったので、買ったのだけれど、これがあれば郵便物の重さだってちゃんと量れるし、これからのお菓子作りにも繋がる。

うん。

関係ないけれど、commmonsmart の「教授(坂本龍一さんね)への質問状」を読み、大いに笑う。アホアホマン懐かし。

そういえば、ラスターノトン(カールステン・ニコライなど)が青山ブックセンターでライブする、というのに驚く。ちなみに、僕は来週、Sachiko M × Jim O’Rourke のライブに行くのでした(dzumi に行くのも久しぶり)。

うん。

早朝、冬の旅、きのこ汁

うまく眠れなくて、朝早くに起きてしまう。何はともあれ、まず音楽。今日聴こうと思って出しておいた、シューベルトの『冬の旅』を聴く。早朝に聴くような音楽ではないような気がしないでもないが(笑)、一日の最初にLPを聴く、という行為はなんだかすごい贅沢に思える。

昨夜の残りのきのこ汁を食べる。染み渡る。

そして音楽。やはり聴こうと思って出しておいた、池田亮司『op.』を聴く。こちらも朝に聴くような音楽ではないと思うけれど(笑)、聴いていて、これもいわゆるポスト・クラシカルという範疇に入るのではないか、と思ってみるが、このアルバムのリリース当時にそんな言葉はあったのだろうか、もともと僕はポスト・クラシカルを毛嫌いするところがあった(ポスト・ロックを毛嫌いする往年のロックファンのように?)ので、ので(?)、よく分からない。

先月、MPさんにポスト・クラシカルものを聴かせてもらってからは、毛嫌いも緩和し、要するに、ジャンルの名前の印象だけで、“好き嫌い”を決めていた自分に気がついた、ということを書いておきたかったのです。

でも、ジャンルも大事。

今日は何をしよう。リスでも見に行くか。

SCT 2008

昨日は、Sea Change Tour 2008 ということで、今年は、鎌倉の由比ヶ浜へ。コーヒーを飲みながら、Sea Change を聴く。

人がたくさんいたからか、なんだか落ち着かない。閑散というか、寂寥というか、そういう“場”の方が Sea Change にフィットすると思う。そういう意味では、由比ヶ浜はちょっと失敗だったかも。

それとは別に、引っ越して鎌倉がずいぶん近くなったので、またちょくちょくと行きたい。なんというか、良い意味で“コンパクト”なところ。

それとは別に、コーヒーの趣向がちょっと変わりつつある。以前は“熱い”コーヒーが好き、ぬるいのは問題外だったけれど、コーノ式に慣れてうまくいれられるようになったからか、もしくは西之園さんからの影響か(笑)、そんなに“熱く”なくても、おいしく飲めるようになった。

ただただ熱くて濃い液体を喉に流し込む、というのから、より“味”を楽しむようになった、というべきか。

うん。